「所沢こども劇場」今こそ子どもたちにワクワクの感動と体験を


デジタル化が進み、いつでもどこでも見たい動画をスマートフォンで見られる時代。便利さを感じる一方で、子どもにはできればキラキラした目をして心豊かな体験をしてほしい!そう思う親御さんも多いのではないでしょうか。
今回は、長年にわたり生活圏に舞台芸術や遊び、文化の体験の場を提供している団体「所沢こども劇場」を紹介します。そして先日行われた鑑賞会『Shadow Kingdom 影の王国』の様子もあわせてお届けします。
 


「所沢こども劇場」って?

1974年に設立された「所沢こども劇場」。プロによる舞台を鑑賞したり、遊びや文化の場を作ったりしている団体です。特徴的なのは、会員と運営スタッフが一緒になって、子ども達にどんな劇を見せたいか、何を感じてもらいたいかを考え企画すること。劇団のコーディネート、広報、集客まで能動的にかかわることで、単に劇を観るだけでは終わらない“体験”ができるのが「所沢こども劇場」の魅力の一つです。
 


運営スタッフのオモイ

「所沢こども劇場」は現在、数名のスタッフが中心となり、会員の地域サークルや活動スタッフとともに運営をしています。運営委員長の若林さんは小学3年生のときに入会。中学、高校の頃は、会員同士でキャンプや合宿に出かけ、たくさんの経験をしたそうです。家族を持った今、自分の子どもにも同じように舞台を見てワクワクし、遊びを通じて豊かな感性を育んでほしいという思いを強く持っています。また、スタッフの関口さんはこう話します。「わが子が3歳のころ、初めて劇に連れて行ったら舞台にくぎ付けになって。その姿を見て『所沢こども劇場』への入会を決め、以来30数年になります。サークルを通じて人の感性の違いにも触れるなど、ここでさまざまな経験をして、成長させてもらいました」
 


コロナで止まった2020年の活動

新型コロンウイルス感染拡大は、エンターテイメント、遊び、体験の場、すべてに大きな影響を与えました。外出自粛、三密回避、不要不急…。2020年は、多くの活動が中止・延期となりました。
2021年に入って緊急事態宣言が再度発令、そして延長。2月14日の鑑賞会の実施については、この時期に開催すべきかどうか議論を重ね、最終的に「こんな時だからこそ、子どもたちに楽しむ場を届ける必要がある。万全の感染防止対策で実施する」と決めました。
 


2月14日開催「Shadow Kingdom 影の王国」鑑賞会

「望ノ社(もちのしゃ)」▶https://www.mochinosha.com/を招いて2月14日、「Shadow Kingdom 影の王国」の鑑賞会が開催されました。
開催にあたっては、小・中学生が中心となって外や室内に設置する看板作り、パンフレットの折り込みなどに取り組みました。


▲所沢市三ケ島公民館ホールにて

大人たちも、会場における新型コロナウイルス感染予防対策のために万全の準備をし、自分たちで作ったステンドグラスを飾るなどをして楽しみながら参加者を迎えました。


▲徹底した感染予防対策
 

▲プラスチックの包装紙を使った手作りのステンドグラス

そしていよいよ影絵劇がはじまります!

皆さん影絵劇ってご存じですか。人形や手の影をスクリーンに映し、セリフや音楽に合わせて演じるお芝居です。影絵を見ながら、舞台上でどんな風に操作しているのかも分かるというおもしろさがあります。


▲「Shadow Kingdom 影の王国」のワンシーン

このお話は、夜ふかしばかりしている女の子が、ふとしたことから夜の動物たちが暮らす(眠ることが許されない)不思議な国に迷いこみ、そこで動物を救い、家に帰るために仲間とともに立ち向かうストーリー。シリアスな場面あり、ゆるいキャラクターが登場して笑いが起こる場面もあり、自然と前のめりになっている子どもの姿も多く見られました。

公演終了後、実際に使用した影絵人形を見せてもらうことができました。「こんなに細かいんだ、すごーい!」と一つひとつ眺めながら、写真を撮ったり、望ノ社の方に質問したりと温かい交流のひと時となりました。


▲丁寧に作られた影絵人形の数々


▲望ノ社と所沢こども劇場のスタッフ

 

追伸:鑑賞後に子どもが影絵に興味を持ち、自宅で影絵を作って遊んだ家族もいたそうです。鑑賞から創造あそびに発展…。きっとこういう経験って、大きくなっても思い出として残るんでしょうね。

▲とても上手な影絵です


「所沢こども劇場」は第三の居場所にも

共につくり、共に楽しむ取り組みを、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。だからこそ、ここ所沢の生活圏で子どもたちが気軽に舞台や劇を楽しめる場を作ってしていく「所沢こども劇場」。舞台芸術体験や遊びの場としてはもちろん、家とも学校とも違う第三の居場所としても楽しめそうです。
劇や舞台を通じて子どもの感性を育みたい方、さまざまな出会いから多様な価値観に触れ、育ち合う魅力を味わいたい方、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
 

<今後の活動予定>

2021年2月28日(日)「かわうそ3きょうだい」(フットプリンツ)
2021年3月27日(土)「ブレーメンの音楽隊」(ほんわかシアター)
2021年5月16日(日)「シモシュのピアノ旅行」(x-jam)
2021年7月11日(日)「The gardener」(小心ズ)

詳しくは所沢こども劇場のウェブサイトをご覧ください
所沢こども劇場
http://tokogeki.main.jp/
〒359-1156 所沢市北野南1-5-1 アネックス鈴木104
E-mail:tokogeki1974@tbz.t-com.ne.jp



記事の執筆者プロフィール

かすみ Kasumi
往復3時間の通勤スタイルからほぼリモートワークにシフトし、生活圏所沢の魅力を再発掘中。 仕事も子育ても地域とのかかわりも楽しみながら、ワクワクする情報を発信します。 パン、あんこ、コーヒーが好き。SDGsの推進やサステナブルな暮らしにも関心が高い。

頂いた応援メッセージ

  1. かすみさん‼️
    記事を何回も読みました🎵
    言いたいことが全て入っていて、涙がでます🎵本当にありがとう😭✨

  2. こども劇場のこと、当時「教育テレビ」でみていた影絵の番組のこと(私はパンを踏む話が忘れられません)を思い出しました。手作りの影絵ってすばらしいですね!

  3. かすみです、コメントありがとうございます!
    子どもたちの未来につながる取り組みは、これからも応援していきたいです。
    手作りの影絵、ほっこりしますよね。

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