知る人ぞ知る”火曜日“のパン屋さん Lycka(リュッカ) ~手捏ね・自家培養酵母パン・焼菓子の店~
JR武蔵野線東所沢駅の改札を出て右手のロータリー。線路に沿って進むとすぐに、「Lycka」の深緑色の看板が目に入ります。オープンして丸4年。火曜日というのは定休日でなく、営業日。週に一度出会える“知る人ぞ知る“パン屋さんです。
使うもの、使わないもの
オーガニックレーズンを使ったじか培養酵母のみで焼き上げるLyckaのパン。粉は北海道産小麦粉をメインに使っています。使う塩や砂糖は、カンホアなどの天日海塩、丁寧に焚き上げたやさしい甘さの素焚和糖といずれもミネラルがたっぷり。スパイスはもちろんオーガニック、野菜は自然栽培のものを選んでいます。旬の野菜や果物の良いものが入れば、季節のメニューとしてパンや焼き菓子で登場します。お茶は安心と安全をモットーに有機物でお茶を育てる農家、三沢園のもの。卵や牛乳は基本的に使わない考え。使う食材は徹底して選び、必要ないと判断したものは取り入れません。
なぜなら「身体に優しいパンを届けたい」から。
一番人気はメロンパン
Lycakで一番人気のパンはメロンパン。卵や牛乳を使わない主義の店でメロンパンが売れている!?。 聞けばメロン皮には牛乳の代わりに自家製の豆乳ヨーグルトを使っているとか。毎週お店に顔を出しているという常連のお客さんがその魅力を話してくれました。「市販のメロンパンは甘すぎて苦手ですが、Lyckaのメロンパンは生地がしっとりしていて、やさしい甘さというか、飽きがこないというか、とにかくクセになるんです」。メロン皮の表面にグラニュー糖はまぶしていません。それゆえ食感はザクザクというよりサクサクだそう。訪れたこの日は13時で売り切れていましたが、メロンパンはバリエーション豊か。「新茶な狭山茶メロンパン」や「コーヒーなメロンパン」などあって楽しむことができます。
手捏ねと低温長時間発酵にこだわる
パン屋さんは、専用のミキサーで生地を捏ねるのが一般的。しかしLyckaでは、全て手捏ねを貫いています。そして生地は低温で長時間発酵。発酵に20時間もかけるから、食べごたえのあるパンが生まれるのです。
効率を上げて量を多く作ることはせず、納得のいく作り方で、「自分が食べたい」と思えるパンを焼く。材料もしかり、製法もしかり、その徹底したこだわりが、焼きあがったパンに現れ、そのパンを通じて食べた人は幸せを感じることができる。スウェーデン語で幸せを意味する「Lycka」の神髄はここにあるのかもしれません。
火曜日にはLyckaに会いにぶらりと東所沢へ訪れませんか。パンは食べたいけど東所沢まで行けない方、火曜日はどうしても都合つかないという場合はぜひ「Lyckaな手捏ねパンBOX」を。ネットで食パンから菓子パンまでバラエティに富んだパンのセットが購入できます。http://www.lycka-tegone.com/category/1/
そのほか、各地イベントに出店していますので、ウェブサイトやSNSを要チェック!
基本情報
店名:Lycka 〜手捏ね 自家培養酵母パン 焼き菓子の店〜
住所:埼玉県所沢市東所沢1-1-14
電話:070-5463-8595
営業時間:毎週火曜日10:00-17:00
ウェブサイト http://www.lycka-tegone.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/lycka.tegone/
フェイスブック https://www.facebook.com/lycka.lycka.lycka/