秋の野の荒幡富士市民の森を訪れる!
みなさんこんにちは、ボランティアライターのぶんです。
めっきり秋も深まってきましたね。
前回「トトロの森」を紹介しましたが、今回は秋の野、荒幡富士市民の森を訪れてきました。
秋になると荒幡富士の野には、アザミの紫、キキョウの紫、ナンテンの赤い実、タイワンホトトギスに優美さを感じさせてくれます。
秋の草花を何種類も摘んできて、お部屋に飾ってひとつひとつ眺めてみれば、物静かなおもむきの「きれい」を五感で感じることができます。
所沢駅から一つ目の西所沢駅で降りてすぐの踏切を渡り、坂を下りて行くと一つ目の信号が見えました。
そこを左折し、右手に消防署を後に一路荒幡交差点へ向かいました。
小さな個人商店を左へ曲がり、300mほど歩くと「荒幡富士市民の森」の標識があります。
ゆっくりした坂を上っていくと広~い丘。
丘から眺めると京都を思わせるような波うった枯山水を発見!
真ん中に赤く染まった柿の木。
これぞ、畑アート!
畑アートを観賞していると、ピアノのメロディがどことなく流れて、あとを追うように美しいコーラスがなびいてくる。
荒幡小学校の体育館からであった。
そう、ここは「ドレミの丘公園」であった。
まさしくドレミの丘公園の心地よさを感じさせてくれた。
小学校をあとに雑木林の緑のトンネルを散策していくと、里山を思い浮かべるような光景に出くわし、懐かしさを感じさせてくた。
昔の里山では薪でお風呂を沸かし、かまどでご飯を炊いていた。
しかし、今ではスイッチを入れるだけで、風呂は沸き、ご飯は炊きあがり、洗濯、掃除身の回りの暮らしはスイッチ一つのデジタルな生活に変わっている。
時間は短縮できているはずだが、なぜか忙しい日々の生活。
アナログ的な生活もたまにはいいかもしれませんね。
例えば、休日など利用して昔ながらのほおきで手を動かして掃除をしたり、知人へ手紙を書いてみるとか。
ネットで調べるのもいいですが、まずは身近なパソコンやスマートフォンとの距離を離して、本屋さんや図書館に行って調べたりするのもいいものです。
「ぱち、ぱち」と手をたたく音。
そして鈴の「シャラン・シャラン」となびく音。
浅間神社が目の前にあり、山がそびえ立っているではありませんか!
これぞ荒幡富士です。
鳥居をくぐり、細い階段を一段一段登っていくと一合目・二合目・三合目
四合目と続き・・・
山頂です!!
調べてみると「富士信仰による人口の富士山、富士塚は江戸時代から明治時代にかけて数多く造られたというが、ここ荒幡富士は今からおよそ120年前、住民の人達1万人、15年の歳月をかけて明治32年に、約18mにもおよぶ荒幡の富士は完成しました」と。
360度の展望からの眺めは、新宿高層ビル群、遠くには奥多摩の山々や秩父の山々。
そして日本一の富士山が見えるはずだが曇って見ることができない。
来年2017年元旦に荒幡富士の浅間神社でお参りし、山頂で一年に一度の初日の出を拝んで、めでたい年としたいものですね。
「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」には展示室、観察バルコニー、講義室などの施設のほか、野外には炭焼きがまを併設しています。
野鳥の森
学習の森
帰りは約15分の下山口駅へ。
これからの季節、紅葉も楽しめるのではないでしょうか。
天気のいい日は、足を運んでみて下さい。
【行程】
所沢駅発⇒西所沢⇒荒幡富士市民の森