無料で借りられる所沢図書館!
「所沢なび」ボランティアライター“ぶん”です。
朝日新聞GLOBEで読んだことですが、書店が毎日3店余りのペースで消えているそうです。とあるメディアの調べでは、2000年の2万1654店から、2018年には1万2026店まで減ったというデータもあります。
さて、印刷された紙の「本」と聞くとアナログなイメージがします。
一方、今やデジタル時代、スマホや電子書籍で読むスタイルが多くなった今、スマホよりも紙の「本」の方がいい場合も間違いなくあるはずです。デジタル時代の今だからこそ「本」を上手に活用することも大切に思います。
(吾妻分館 新刊紹介コーナー)
【 図書館は人生の手引き書 】
図書館の本棚には小説・エッセイ・ビジネス・科学・音楽・スポーツ等さまざまなジャンルがあり、楽しませてくれます。また児童書コーナーには小さなお子様から中学生まで本が数えきれないほどあり、図書館は宇宙すべての知識が詰まったアナログな世界です。
このようなアナログの「本」を通して、後世に語り継がれるような偉人たちから、様々な知識を深めたり、思考法を知ることができます。また、それまで自分が経験したことないノウハウや自分が歩む人生において、羅針盤のように生き方を導いてくれる「本」との出会いもあるはずと思います。
(吾妻分館 書架に並べられた本の整理)
(吾妻分館 お子様が使いやすい児童書コーナー)
(吾妻分館 児童書書架コーナー)
【 知らないと損?知っていると便利な図書館】
私は「所沢なび」で歴史記事を書いていますが、資料収集には図書館なしでは原稿は書けません。日々図書館を利用している中で、吾妻分館長の宮崎さんとお話する機会があり、「図書館の取材」の話題になり、利用者の立場で図書館の素晴らしさを伝えて欲しいとのことで、今回図書館を取材することにしました。
所沢市の図書館はネットワークでつながり、本館、分館合わせて8箇所の所蔵されている本を「利用券」とパスワードがあれば予約はネットでも出来ます。まずはパスワードの発行が必要です。(パスワードの発行は本館、各分館で行っています。)ネットで予約した本は指定した図書館まで届けられ、電話又はメールで連絡があります。また、指定されたコンビニで受け取ることもできます。なにより無料なので節約になりますね(笑)
本やCDなどの取次を行っているコンビニエンスストア等
「ファミリーマート所沢くすのき台店」・「ファミリーマート西所沢駅前店」・「ファミリーマート所沢牛沼店」・「ファミリーマート所沢松葉町店」・「セブンイレブン新所沢東口店」・「セブンイレブン東所沢駅前店」・「ミニストップ所沢糀谷店」・「小手指公民館分館」
一般書603,272冊 ・ 児童書315,648冊が無料で借りかれる
所沢市の図書館8箇所にはなんと「一般書443,885冊」「参考資料32,967冊」「郷土資料:26,264冊」「大型本:13,554冊」「文庫新書:145,833冊」「児童書: 310,092冊」「紙芝居:5,556」「雑誌:41,819冊」平成30年度 蔵書数
本だけではなく、新聞や雑誌も読めます。例えば、本館には「新聞29紙」「雑誌293誌」が揃えてあり、図書館の大きな魅力ですね。 ホームページの「雑誌一覧」から予約することもできます。
「雑誌一覧」URLは➽所沢市立所沢図書館「雑誌一覧ページ」
(吾妻分館 受付)
【CD・DVD・ビデオも借りられ、映画も観られる図書館】
ネットでCD・DVD・ビデオも借りることもでき、所沢分館にはCD、DVD,ビデオを観ることができる映像ブースも設置してあり、また「こども映画会」や大人向けの「市民映画会」も開催されています。CD・DVDレンタルショップ代わりに使うのもお得かも?
~2020年2月の「映画会」(所沢分館)~
【こども映画会】
・2月9日(日)サスケ(アニメ23分)
・2月16日(日)チップとデール(アニメ33分)
【市民映画会】
・2月9日(日)黄色いリボン(アメリカ)
・2月16日(日)アヒルと鴨のコインロッカー(日本)
【イベントも盛りだくさん!】
本館や各分館では子ども向け「おはなし会」や大人用「講座」・「イベント」も盛りだくさん開催されています。
私は吾妻分館でモンゴルの楽器「馬頭琴(ばとうきん)演奏会」や「寄席」、「バイオリンコンサート」など聴きに行ったことがあります。もちろん無料で楽しむことができました。
【コピーサービスがあった!】
図書館の資料に限り、著作権法の範囲内でコピーができます。カウンターで、図書館資料複写申請書に記入してから利用できます。モノクロ1枚10円。
(コピー機)
(操作が簡単な検索機)
【※レファレンスサービスって知っていますか?】
知りたい情報や資料を見つけるのは大変です。そんな時、専門家の司書がお手伝いするサービスです。また、カウンターや電話以外に「Webレファレンス」といって、ホームページから質問することができるサービスもあります。
私は「所沢なび」の歴史を調べるにあたり何度か利用していますが、職員の方に的確に該当分野の本を探していただきました。
※レファレンスとは、照会という意味
(吾妻分館受付でレファレンスサービスを受けられます)
吾妻分館入口に設置してある「図書館からお知らせ」コーナーです。
いかがでしたか。図書館は、本を借りるだけではなく、文化が集まるスポットとして、ビジネスパーソンの自己啓発として、図書館を利用しない手はないわけです。ぜひ、休日には図書館へふらりと足を運んでみてはいかがでしょうか?
所沢市立所沢図書館ホームページ https://www.tokorozawa-library.jp/
撮影取材にご協力いただいた図書館
吾妻分館
埼玉県所沢市大字久米2229-1 (吾妻まちづくりセンター 1階)
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