【オリンピック・レガシー】早稲田大学生にアップサイクルプロジェクトについて聞いてみた!【サステナブル】


キーワードは「アップサイクル」イタリア代表チームが合宿地で利用した横断幕が生まれ変わる!!

こんにちは!北京オリンピックで、選手たちの活躍に目が離せない編集部スタッフです。
今回、まだ記憶に新しい昨夏の東京オリンピックで、イタリア代表チームが合宿地で使用した横断幕を再利用するプロジェクトが始まっていると聞き、Viva!Cycleプロジェクトに携わる学生の皆さんにお話を伺ってきました。
 

▲VIVASEDAの活動の一つ。特製BIG-Tシャツに早稲田大学代表選手へ向けたエールを集める寄せ書きキャラバン
 

「アップサイクル」は、今注目のサステナブルな考え方

アップサイクルとは、不要になったものに付加価値を加えて、再利用すること。リサイクルは、一旦資源の状態まで戻してから再生するため意味合いが少し異なります。このように「ゴミにしない」取り組みで、不用品をより良いものに生まれ変わらせることを、アップサイクルと言います。
 

▲今回、プロジェクトで再利用される横断幕
 

「Viva!Cycleプロジェクト」が始動!

このアップサイクルプロジェクト「Viva!Cycleプロジェクト」を企画しているのが、早稲田大学学生によるオリパラ推進プロジェクト、その名も「VIVASEDA」。VIVASEDAは、東京2020大会に向け活動をスタートさせた早稲田大学学生によるオリンピック・パラリンピック推進プロジェクトです。

Viva!Cycleプロジェクトは、早稲田大学所沢キャンパスで開催された、イタリア代表団の事前キャンプ時に使用した横断幕をアップサイクルし、所沢市民や学生に還元、保存する試み

 

プロジェクトメンバーに聞きました!どんなアイディアが選ばれた?オリパラを通して今思うこと

今回、早稲田大学VIVASEDAの「Viva!Cycleプロジェクト」メンバー4人にオンラインで話を聞くことができました。



▲みんなで「VIVASEDA」ポーズ!
 
所沢なび:プロジェクト名を考えた梅田さん。プロジェクト名に込められた意味はなんですか
梅田さん:万歳!という意味のViva!に、再生という意味を持つCycleをかけて、万歳という想いが繰り返されるという想いを乗せて考えました。
 

▲イタリア代表チームが合宿所として滞在していた所沢紺碧寮
 
所沢なび:このプロジェクトは、どのようにして生まれたのですか
大原さん:あまり知られていませんが、オリンピズムの三本柱のひとつに『環境』が入っていることから、キャンドルナイトプロジェクトという、廃油から作られたエコキャンドルを灯すイベントを開催しました。これまでも「環境」「持続可能性」は常に重視してきたテーマであり、今回、イタリア代表チームが横断幕を残していったことから、このテーマに沿ったリサイクルプロジェクトが立ち上がりました。そして、環境について関心をもっているメンバーが中心となって、それぞれ企画案を作り進めていきました。
 

▲2020年に開催された、エコキャンドルを灯すイベント“2020エコキャンドルウィーク”
 

選ばれたアイディアは、ブックカバーとタペストリー

所沢なび:ブックカバー案が採用された大原さん。アイディアはどう生まれましたか?
大原さん:実は、ブックカバーの案は、迷うことなく最初から考えていました。まさか選ばれるとは思っていなかったですが。中間発表のときなど、縫製会社さんや所沢市からアドバイスをいただいて自分の案をブラッシュアップしていくことができました。
 

▲イタリアンカラーが鮮やか
 
所沢なび:タペストリー案が採用された平塚さん。オンライン会議の時の背景だけでなく、災害時の避難所での間仕切りにも使えるとは利便性の高いアイディアですね!
平塚さん:今回、他の案を作成する際にもきっと切れ端が出るだろうと思ったので、その切れ端もすべて活用できるように、タペストリー案を考えました。切り取る部分で柄も変わっていくことで1つしかないデザイン、タペストリーであれば柔軟に生地を活用できると思いました。
 

「環境」の視点、オリンピック・パラリンピックを支える人々のことをもっと考えるように

所沢なび:このプロジェクトに関わって、意識が変わったことはありますか
普家さん:大学1年で入学したばかりでこのプロジェクトに入ったのですが、2つのオリンピック・パラリンピックを通して、スポーツの祭典だけではなく、色々な社会問題が変化していくイベントだと思いました。そこから派生して、いろいろなプロジェクトが生まれていくことがとても魅力的だと思いました。
 
平塚さん:環境について、そしてオリンピック・パラリンピックに対する視点が変わりました。服の購入ひとつとっても原産地や素材を今まで以上に気にかけるようになりました。また、オリンピック・パラリンピックを観戦している際、これまでのただの観客ではなく、その裏舞台で働いている人のことを想像できるようになりましたね。
 
大原さん:オリンピック・パラリンピックを「環境」の視点から見るようになりました。元々この団体に入ったのは、スポーツを通して自分の生活が豊かになったと感じていたからで、その魅力を伝えるためでしたが、スポーツの良さを伝えるだけでなく、環境面を伝えることも大事だと気付きました。現在、テレビ映像に選手名をCGで出す仕事をインターンでしているのですが、そういったことを通して、オリンピック・パラリンピックで働いている方々のこともよく考えるようになりました。
 
梅田さん:自分がオリンピック・パラリンピックを観戦するだけでなく、運営側で携わりたいと思いこのプロジェクトに参加しました。今、私は、宇宙開発を学んでいて、将来は、宇宙のエコを研究したいと思っています。しかしそれ以前に、地球上で行動を起こしたことがあるか?まずは身近なものから関わりたいと思いこのプロジェクトに参加しました。今回、オリンピック・パラリンピックから出た課題、そして、それを将来考えたいことをつなげて考えることができたのが、このプロジェクトに参加して大変実りのあったことです。
 

スポーツ全般を発信する活動に

所沢なび:最後に、来年度VIVASEDA新代表となる普家さんから、これからのVIVASEDAの活動や今後の展望を聞かせてください
普家さん:早稲田大学のオリンピック・パラリンピック推進室が3月末に閉室するため、これからは、オリンピックを超えて、早稲田大学のさまざまなスポーツ全般を発信していきます。早稲田大学の魅力として、いろいろなスポーツがあること、そしてそれらの競技を広報したり、オリンピック・レガシー継承、また、学内スポーツの活性化へ向けて活動を続けていきます。


今後、完成したブックカバーやタペストリーは、所沢市内の小学生や関係者へ配布される予定です。現在、ブックカバーについては、中に閉じこむ冊子を作成中で、記念にも、記憶にも残るものになりそうです。
 

所沢市観光情報・物産館YOT-TOKOで、Viva!Cycleプロジェクトの展示を開催中!【~2022年3月31日】

所沢市観光情報・物産館YOT-TOKOでは、期間限定で、これら企画書やサンプル品を展示しています。皆さんぜひ、お立ち寄りください。
 

▲企画書やサンプル品を展示
 

▲イタリアンカラーが素敵なサンプル品
 

2022年2月取材 ハルかおり

 
VIVASEDA公式
Instagram: https://www.instagram.com/vivaseda_waseda/ 
Twitter: https://twitter.com/vivaseda 
Website: https://www.waseda.jp/inst/tokyo/news/2021/03/01/2848/ 
 
所沢市観光情報・物産館YOT-TOKO
Instagram: https://www.instagram.com/yot_toko/
Website: https://yot-toko.jp/



記事の執筆者プロフィール

所沢なび編集部 ライター
2010年8月に所沢プロペ商店街に立地します商業施設「所沢サンプラザ」のメンバーにて設立しました。2011年3月の東日本大震災を機に、正確な情報発信の大切さを改めて実感し、本格的に活動を開始しました。

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