国内最高峰の全日本ロードレースで6位入賞!所沢出身の高校生ライダー松島璃空選手、今年から初参戦で初入賞!


過去に、二度も生死にかかわる大怪我を負いながらも奇跡的に再起し、ロードレースというバイクの道をあきらめずに今もレース活動を続けている高校2年生の松島璃空(16歳)選手。

※松島選手の過去の取材記事はコチラから(2022年8月公開記事)
所沢出身の高校生ライダーが躍進中、バイクの魅力に惹かれ練習に励む日々を送る!松島璃空 選手

これまで地方選手権というステージで戦い、昨年度のレース成績は、「筑波ロードレース選手権」、「茂木ロードレース選手権」ともに、2022年度のシリーズチャンピオン(J-GP3クラス)を獲得。その他、菅生、鈴鹿、岡山の地方選手権にもスポット参戦しており、全13戦全て表彰台(1位10回、2位2回、3位1回)を獲得し、岡山のレースでは、コースレコードも樹立しています。
そして、今年度(2023年)から国内最高峰の大会となる「全日本ロードレース選手権」に初参戦しています。


▲松島璃空(まつしまりく)選手/(会場:スポーツランドSUGO)全日本ロードレース選手権Rd.3 J-GP3クラス/決勝レース直前のグリッド紹介の様子


▲全日本ロードレース選手権のレースの模様はYouTubeでライブ配信されています

全日本ロードレース選手権は、世界選手権で活躍したライダーや、若手・ベテラン問わず国内の強者たちが一同に集まり、まさに正真正銘の日本一を決定する大会です。そうした「全日本ロードレース選手権」の第3戦が、先日、5月20日(土)・21日(日)の2日間にわたり、サーキット会場「スポーツランドSUGO」(宮城県柴田郡)で、各日それぞれ予選・決勝レースが行われました。


▲「全日本ロードレース選手権」第3戦 決勝レースにて

全24台のマシンで争われた決勝レースは、序盤から多重クラッシュがあり、一時中断、仕切り直しになる(赤旗中断)など、転倒者多数の荒れた展開となりました。予選10番手からスタートした松島選手ですが、目の前で起こった他者の転倒にも、持ち前の洞察力で回避し、決勝レースの結果、6位入賞を果たしました。
今年、全日本ロードレース選手権に初めて参戦し、2戦目にして入賞できたことを、本人も「素直に嬉しいです」と語ります。
ですが一方で、「まだまだ未熟で、経験も浅く、順位以上に速さが足りない」という反省点も述べており、更なる実力アップを目指し、自身の目標に貪欲な様子。


▲「全日本ロードレース選手権」第3戦 決勝レースのチェッカーフラッグ後、観客席に向かって

次戦の第4戦は、筑波サーキット(2023年6月18日(日)開催)。関東に住むライダーにとってはホームコースともいえるサーキットになります。
引き続き第4戦も注目ですね!

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2023年の成績

全日本ロードレース選手権J-GP3クラス
第1戦 予選15位 決勝11位(4/1-4/2 会場/モビリティリゾートもてぎ)
第2戦 JSB1000クラスのみ開催
第3戦 予選10位 決勝6位(5/20-5/21 会場/スポーツランドSUGO)


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