【全日本】初表彰台!所沢出身の若手バイクレーサー松島璃空 選手
全日本第3戦 筑波J-GP3クラスのレース1で第3位に!
2025年6月21日(土)に行われた全日本ロードレース選手権第3戦筑波のJ-GP3決勝レース1で、所沢出身のバイクレーサー 松島璃空 選手(18歳)が、国内最高峰の大会である全日本の舞台で自身初となる悲願の表彰台を獲得しました!
▲全日本ロードレース選手権で初表彰台に登った松島璃空 選手(18歳)<写真提供:川村恭慎(以下、敬称略)>
▲表彰台左から岡崎静夏選手(第2位)/尾野弘樹選手(第1位)/松島璃空選手(第3位)<写真提供:川村恭慎>
▲スパークリングウォーターファイトの様子
梅雨時期の開催でしたが、レース当日の天気は夏のような暑い陽射しがサーキットを照りつけました。レーススタート時は気温上昇もピークに感じる昼どきの午後1時。路面温度56.4度の中、レースがスタートしました。今年の筑波戦は土日2日間に渡っての2レース開催のため、各日の決勝レース周回数は20周で行われました。
※昨年は1レース開催で25周
▲写真提供:川村恭慎
▲写真提供:川村恭慎
松島選手は予選7番手グリッドからスタートしましたが、なかなかトップ集団の争いに加わることが難しい展開で、セカンド集団の中でバトルを繰り広げました。レース後半になるにつれ、トップ集団の中のライダーの転倒や、2番手以下の走行順位の入れ替わりがあり、その間、松島選手は着々と追い上げセカンド集団から抜けて3番手で走行。そのままチェッカーを受け、レース1では第3位の表彰台に立ちました!
※本レースのエントリー台数は24台
▲写真提供:川村恭慎
翌日、6月22日(日)に行われた同じく第3戦筑波のJ-GP3決勝レース2では、奮闘惜しくも、7位でチェッカーを受けましたが、収穫の多いレースウィークとなったそうです。
今シーズン2025の今後の活躍に期待高まる!
昨年度の成績は、年間シリーズ戦の総合ポイントランキング7位(全日本7位)という結果に終わり、今年度さらに上を目指すべく、チームでのミーティングを重ねた末、今シーズンからバイクを新しいパッケージに仕様変更しているそうです。
しかしながら、2025年の今シーズンが始まる直前、オフシーズン中の練習で手首を骨折しており、手術・治療に専念していたため新しい車両をテストすることができず、不安要素が残ったまま5月に行われた開幕戦のSUGOラウンド(サーキット:(宮城県)スポーツランドSUGO)を迎えていました。
今回はその次戦となる筑波サーキットでの戦い。本人曰く、「棚ぼたの結果だった」と言いますが、とはいえ、セカンド集団から周りのライダーをパスしてポジションを上げていたからこその結果。本人にとっても嬉しい初表彰台獲得となりました。
▲写真提供:川村恭慎
※6月21日(土)レース当日の模様は【motoバトルLIVE】公式YouTubeチャンネルから視聴できます↓
【2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦【土】午後】
次は、8月23日(土)・24日(日)に栃木県にある「モビリティリゾートもてぎ」で全日本第4戦が開催されます。
関東ライダーとしては、「筑波サーキット」に続き、「モビリティリゾートもてぎ」もホームコースとも呼ばれるサーキットです。
第4戦にも期待が高まりますね!
▲写真提供:川村恭慎
所沢出身の若手バイクレーサーの今後の活躍にぜひご注目を!
【YouTube】motoバトルLIVE:@motobattlelive
※全日本レース観戦はYouTubeチャンネルのLIVE配信からも視聴できます。
松島璃空選手 SNSアカウント
Instagram:@rikumatsushima93
X(旧Twitter):@Riku_Matsushima