所沢の和菓子で春を先取り
和菓子で季節を少し先取りしてみてはいかがでしょうか?宝月さんならではの和菓子のご紹介。所沢なびライターの驚く特技も見られますよ☺️
和菓子宝月満開宣言
〜3月のお菓子「早春」「桜」「満菊」〜
▲3月のお菓子の様子(写真提供;和菓子 宝月)
季節を先取りして作られる和菓子の世界。3月になるとお菓子の花がさきほころびます。宝月さんオススメのお菓子を、少しだけお茶席風に紹介します。
2020年3月5日取材 カケミズ
1.小さい春を見つける3月
大先輩には書を、友人からは茶花の写真を協力していただきました。
▲ボランティアライター ぶんさんの書
読み方「池塘(チトウ)春草(シュンソウ)を生(ショウ)ず」。
意味「池の堤には春の草が生えている」。待ちわびていた春が来た喜びを表している句です。
春の草がイソイソ芽吹く春の陽気。小さい春を見つけてはうれしくなる季節ですね。書や茶花を見る時のほっこりする気持ち、味わっていただけましたか?
さて、今月はどんなお菓子が並んでいるでしょうか?
2.宝月の3月のお菓子
春を代表するお菓子に「菜の花きんとん」「菜種きんとん」と呼ばれているものがあります。黄色と黄緑の練り切り菓子、見た目はちょうどこんな感じなのですが、…宝月さんの「早春」の中身はあんではないんですよ。
▲和菓子 宝月 「早春」
▲「早春」の断面
中身は栗。…この色合い…春ですねえ。
▲和菓子 宝月 「桜」
▲中はこしあん お菓子の蜜にも鳥が寄ってきましたよ
お店の方がちょっと変わったものがあるんです、と言って紹介してくださったのがこちら。
▲和菓子 宝月「満菊(マンギク)」
このお姿の神々しさ!ちらりと見えている紫と黄色の組み合わせがなんともいえません。
皮は求肥(ギュウヒ)と羊羹の張り合わせ。
▲中は白あん
和菓子を切る瞬間ってドキドキします。(楽しみにされていた方、見せてしまってごめんなさい。)
和菓子で気軽に季節を先取りしてみてはいかがでしょうか?
▲お菓子につられて桜も咲かないかなあ
和菓子 宝月
TEL/FAX 04-2943-0032
URLhttps://hougetsu-tokorozawa.jimdofree.com/
所沢市美原町1-2924-24
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