あんこ好き必見 どら焼き10選食べ比べ ~西武所沢S.C.とグランエミオ所沢で和菓子巡り~



子どもの頃から、おやつとして、手土産として親しんできたどら焼き。ドラえもんの好物としても有名ですね。
日本あんこ協会のあんバサダーの筆者が、所沢駅近くで気軽に買えるどら焼きを買い回り、食べ比べてみました。
どら焼き情報とともに、どら焼きが長年老若男女に愛される理由もさぐっていきます。

西武所沢S.C.の和菓子ゾーン

「西武所沢S.C.」の1階、駅側の入口を入って左手が和菓子エリアです。
どら焼きが買えたのは、叶 匠寿庵、鶴屋吉信、清閑院、源吉兆庵、本高砂屋、卯花墻(諸国銘菓)。最近は「一つからでもどうぞ」という店の雰囲気もあり、躊躇せずに一つ買うことができます。

エントリー1 叶 匠寿庵の『石山弄月』(いしやまろうげつ)


▲194円(税込み)、57g、158kcal


月に見立てた少し小ぶりのどら焼き。みりん、はちみつ入りのしっとり生地です。甘すぎないつぶあんが、品のいい印象を受けます。

エントリー2 菓匠 清閑院の『粒餡とら焼き 東山の峰』(ひがしやまのみね)


▲216円(税込み)、68g、201kcal

黒糖風味のふっくら生地に、ほどよい甘さのつぶあん。表面の模様がトラ柄に似ていることから「とら焼き」と分類されるどら焼きです。

エントリー3 宗家 源吉兆庵『つくよみ』


▲価格:216円(税込み)、68g、201kcal


とら模様に焼き上げた黒糖風味の生地と、つややかに炊き上げた粒あんが絶妙に調和します。

エントリー4 鶴屋吉信の『つばらつばら』


▲195円(税込み)、45g、122kcal

今回のどら焼きでは唯一、一枚の生地にあんこを置いて半分に折る、大正時代以前のスタイルです。

最大の特徴は、生地にもち粉、寒梅粉が入った「もっちり感」。小ぶりですが、中のあんはぎっしり入っています。

2つくらいは食べられちゃいます

エントリー5 本髙砂屋の『髙砂金銅鑼』


▲206円(税込み)、87g、241kcal


これぞ、どら焼きという王道を行くフォルムと味。少し甘めのつぶあん。
商品名の『金銅鑼』どら焼きは漢字で書くと「銅鑼焼き」ともなります。その由来は、船が出発する時に鳴らす打楽器の銅鑼(ドラ)に形が似ているためという説や、鉄板の代わりに銅鑼の上で生地を焼いたからという説もあります。

エントリー6 卯花墻(諸国銘菓) 雅洞の『みかも山』<土曜日入荷>


▲172円(税込み)、83g、201kcal
(※2023年5月1日(月)より216円になります。)

卯花墻(諸国銘菓)は、全国各地の銘菓をお取り寄せ感覚で楽しめるところ。私はここが好きでよく立ち寄ります。この『みかも山』は土曜日のみ入荷されます。

黒糖のふんわりとした生地に、甘さ控えめのつぶあん。よく見ると刻んだ栗が入っていて、食感も楽しめる逸品です。公式HPによると「沖縄産黒糖と地元栃木の卵と小麦粉を使用し、餡は自家製のつぶし餡。この餡にも、創業者拘りの熊本産の和栗を刻んで入れます」とのこと。

厳選された素材で甘さを抑えてしっとり焼き上げているため、日持ちは製造から3日間です。

グランエミオ所沢でどら焼き探し

続いては所沢駅ビルの「グランエミオ所沢」。ここでは、どんなどら焼きが見つかるでしょうか。1Fの食品フロアでは、3つのお店で買うことができました。

エントリー7 梅園の『どら焼き』


▲価格297円(税込み)、147g、550kcal

ここのどら焼きの第一印象はビッグサイズ!
この大きさですから、カロリーは少しばかり、いや結構ありますね。梅園のどら焼きは、どなたかと仲良くハンブンにするのがよろしいかと思います。


端までぎっちり入っているのが高ポイント。少々甘めのつぶあんです。
生地は表面がしっとり、どちらかというと薄め。
こんなに大きいのはちょっと、という方には、『子とら』という小さいどら焼き(5個入り)もありますよ。

続いて、和菓子屋ではありませんが、「自然食品F&F」のどら焼きです。

エントリー8 自然食品F&Fの『とら焼き』


▲価格143円(税込み)、73g

これは「どら」でなく「とら」焼き。黒糖の入った生地は少し厚めで、しっかり固めです。

グランエミオ所沢のラストは、「あんこのやまか」
ここは、千葉県松戸市にお店を構える「だんごのやまか」が出店している和菓子のお店。

エントリー9 あんこのやまかの『どら焼き』


▲200円、73g

あんこ専門店のどら焼き。固めのつぶあんと、それを包み込む生地はバランスよく、定番のどら焼きといったところです。

最後に一つ地元所沢のどら焼きを…

所沢ブランド特産品で、西武所沢S.C.の卯花墻(諸国銘菓)で購入できるどら焼きを紹介します。

エントリー10 卯花墻(諸国銘菓)宝月の『里のアロマ』


▲220円(税込み)、40g、229kcal

このどら焼きの特徴は、所沢産里芋が練り込まれているという生地。

見た目はふんわり、食べるとしっとり。生地にバターの香りを感じます。
小ぶりなので、ペロリと食べられますよ。

今回は所沢の駅近くで買えるどら焼きを10個ご紹介しました。食べ比べてみると生地の食感やあんこの風味に違いがあり、これがお店のこだわりなのだなと思いました。

おやつに贈答に、多くの人に喜ばれるどら焼きはいかがですか。

ちなみに4月4日はどら焼きの日。4と4を合わせて、4合わせ(幸せ)・・・おいしいどら焼きを食べると幸せになるからだそうです。


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かすみ Kasumi

往復3時間の通勤スタイルからほぼリモートワークにシフトし、生活圏所沢の魅力を再発掘中。 仕事も子育ても地域とのかかわりも楽しみながら、ワクワクする情報を発信します。 パン、あんこ、コーヒーが好き。SDGsの推進やサステナブルな暮らしにも関心が高い。

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