熟成肉を小手指でたしなむ
こんにちは、ボランティアライターkasumiです。
熟成肉ブームがきて、もう5年くらい経つでしょうか。お肉事情に詳しくない私も、ドライエージング、薄々気になっていました。よく寝かせたじゃがいもや、雪下にんじんは甘くて美味しいですからね。普通の肉とどう違う?やっぱり食べてみないと。
そこで熟成肉のお店が小手指にできたらしいと聞いて足を運ぶことに。
そのお店の名前は熟成肉 HOUSE小手指店。新所沢から移転して昨年6月にオープンしたとのこと。
土日は予約必須とは知らず、通りがかりに一度、電話を入れるも二度満席を告げられた経験があるので、今回は前もって予約を入れて来訪が実現!
小手指駅南口を出て、右手にあるりそな銀行とセブンイレブンの間の道を線路沿いに進むとそのお店はあります。
ランチメニューはこちら。
平日だったら断然1800円のスペシャルプレートでしょうが、この日は日曜日。
ランチにしては贅沢なパワーランチをオーダー。
黒を基調とした店内は、ジャズが流れオトナの空間といった感じ。4人席のテーブルが5つほど、居心地のよい広さです。
午後の予定がなければ、昼からワインをいただきたかった。ぐっと我慢して、アイスコーヒーを飲みます。
少し待ってまず運ばれてきたのは、塩バターぱん。
そして、、、。
木製プレートの上には、岩塩、ワサビ、マスタード、醤油ダレ、そして火にかけられたバーニャカウダソース。
少しずつテンションが上がってきます。
始めに、シャッキシャキの鮮やかなグリーンサラダと冷製ローストビーフ。柔らか〜い!
続いてサーブされるグリル野菜の小松菜はバーニャソースで、ジューシーな甘いカブは岩塩で。
野菜が美味しい!話を聞くと、入間や所沢近郊の無農薬野菜を使っているとか。肉だけでなく野菜にもこだわっているところは嬉しい。
一口スープを飲み終えたところで、主役の登場です!
それぞれのテーブルにサーブしながら、注目〜!とばかり『今日はラッキー!国産サーロイン熟成40日のお肉です』と。
塩も胡椒も降らずに焼いたお肉は、まず何もつけずに一口。その後、塩やワサビをつけてどうぞとのこと。
何もつけないってどおよ?って一口食べたら、肉の脂が甘くてジューシーで柔らかくて、、、。
なるほど、こういうことね。
熟成肉ブームも、値段がはることも、一気に納得。
肉を食べるというより「肉をたしなむ」という方がふさわしいかも。
今日は二種のお肉のメニューでふが、仕入れの関係でハンバーグ。
ハンバーグの上には、少し甘めの醤油ベースのようなソース(タレ?)。
パンの他にライスもいただけます。もちろんオーダー。
グリル野菜がまだ続きます。
溶け具合がたまらないじゃがバター。
続けてアスパラ登場。これは迷わず岩塩を。野菜の甘みが引き立ちます。
食後のコーヒーで興奮気味だった胃と心を落ち着かせ、昼下がりのランチ終了です。
コース仕立てのゆったりとした提供スタイル。
時間を気にせず美味しいお肉とワインを嗜みたいとき、ぜひ、予約して訪れることをお勧めします。
熟成肉 HOUSE 小手指店の詳細は→こちら