所沢で知る!奥深いミニチュアゲーム の魅力「Craft Labo」
所沢で知る!奥深いミニチュア
ゲームの魅力「Craft Labo」
デジタルゲームが全盛の中、ここ数年、ミニチュアゲームやボードゲームへの注目が集まっています。
そんなアナログゲームの楽しさと出合える場所が、所沢の「Craft Labo(クラフトラボ)」。
大人も夢中になる奥深いゲームの魅力とは―。
2020年11月取材
西所沢駅から徒歩約15分。クリエイターたちによる個性あふれる店舗が倉庫内に集う「C.V.C.モール」の一角に、2年前オープンした「Craft Labo」。もともとボードゲームが好きだったという常田卓磨さんが運営しています。
「当初はモノづくりを楽しむファブリケーションカフェを開こうと店
模索するなかで、たどりついたのが「趣味と組み合わせれば人が集まりやすいのでは」ということ。
そこから、共通の趣味を通じて広がる交流を大切にした“アナログゲーム店”づくりへの挑戦がスタート。ゲーム商品をただ販売するのではなく、遊ぶスペース、スプレーブース、工作室などを併設した、ゲームの魅力や楽しさを共有し合えるコミュニティーの場所を生み出しました。
遊びを超えて、もはやアート!
自分なりの世界観を追求できる「ウォーハンマー」
そんな共通の趣味で盛り上がれるお店「Craft Labo」が主力に扱うのが、イギリス発祥のミニチュアゲーム「ウォーハンマー」。精巧なミニチュア模型のアイテムを駒に見立てて軍隊をつくり、対戦するボードゲームです。
「30年以上前に開発されたゲームで、日本でも認知度が高まりつつあります。ファンも20代から50代、60代までと幅広く、とにかくいろんな楽しみ方ができるのが魅力なんです!」。
例えばミニチュア模型は自分で組み立てて、自分でペイントしますが、色は見本通り忠実に再現するもよし、自分の好きな配色で塗るもよしと自由。「自分なりのオリジナルに仕上げることができるのが醍醐味のひとつ。ペイントにハマり、アートとして進化させ、活躍しているクリエイターもいますよ」。
使用する専用水性塗料「シタデルカラー」が扱いやすいのも特徴で、乾いても色がにじまず、重ね塗りで微妙な色合いを出すこともできるとか。店内には約170色の品ぞろえがあります。
趣味=好きから広がるゲームの楽しさ“無限大”
ファンに嬉しいネット販売も!
「作る」「塗る」に加え、もちろん「遊ぶ」ゲームとしての面白さも。 「ファンタジー系とSF系という2種類の世界観が用意され、各キャラクターごとにステータスや生命力、攻撃力があります。設定背景を知ると、より深くウォーハンマーの世界に浸ることができます」。
自分で作り、自分色にペイントしたミニチュアを集めたり、自分の手で動かしながら、ゲームの物語の世界に入り込んだり…。さらに、対戦相手や仲間ともつながっていく。そんな多彩な魅力にあふれた「ウォーハンマー」の商品をネットで購入できるのも嬉しいところ。初めての人にはスターターキットがおすすめです。
「一人一人の“好き”を追求していくと、ミニチュアゲームやボードゲームはもっと楽しくなると思います。いろいろな楽しみ方が広がるといですね」と話す常田さん。自社製品のボードゲーム開発も手掛けるなど、アナログゲームの可能性を発信し続ける「Craft Labo」。興味深い世界に一度ふれてみませんか。
取材:2020年11月 寺田由紀子
Craft Labo
〒359‐1145
埼玉県所沢市山口647-4 C.V.C.MALL
TEL080-3086-3351
11:00~18:00
不定休
https://www.craftlabo.com/