音楽好き店主の感性光る!新所沢の古着屋「GREEN HEAVEN」
音楽好き店主の感性光る!新所沢
の古着屋「GREEN HEAVEN」
新所沢駅西口で、長年親しまれている古着屋「GREEN HEAVEN(グリーンヘヴン)」。店名からあるロックバンドを思い浮かべた人もいるのでは。ここは古着と音楽好き店主がセレクトした、こだわりの品ぞろえが評判のお店です。
2020年12月取材
今年開店16周年を迎える古着屋「GREEN HEAVEN」。店主の牧内広貴さんが店を開いたのは25歳の時でした。
「前職はアパレルで、ぼんやりと古着屋をやりたいと思っていました。でも退職後に、古着屋で働こうとしたら店が見つからない。それなら自分のお店を持とうと。若さの勢いですね」と牧内さん。
狭山市入曽出身で「店を開くなら地元で」と考えていたことから、なじみのある新所沢周辺での物件探しを始めた初日に出会ったのが、何と今の店舗!
「1人で切り盛りするのにちょうどよい広さ、新所沢駅西口近くの路面と好条件がそろっていました」。その上、考えていた店名「GREEN HEAVEN」に合わせるかのように、建物の木枠が緑に塗られていて、物件の住所は緑町。まさに運命のような巡り合わせに即決、4カ月後に店をオープンしました。
〝流行に左右されない、自分の好きなもの〟を
ロックファンに嬉しいバンドTシャツも充実!
古着屋を始める場合、下積みを経験してからというケースが多いそうですが、牧内さんの場合はいきなりのスタート。「当時は若さのせいか、根拠のない自信があったんですよね」。
その根底にあったのは「古着が好き」という気持ち。アメリカ西海岸に年2回仕入れに出向き、現地でさまざまな経験を積みながら、独自のルートを開拓。ネットワークを広げていきました。
そんな牧内さんが店に並べる商品は〝流行に左右されない、自分の好きなもの〟。アメリカ直輸入の古着やインポートブランドなど、ヴィンテージから手軽なレギュラーまで、こだわりの品がずらり。
さらに、充実しているのがロックバンドTシャツ。実は、牧内さんはアメリカのロックバンド〝レッチリ〟ことレッド・ホット・チリ・ペッパーズのファン。店名の「GREEN HEAVEN」には店のイメージコンセプト「緑の楽園」とともに、レッチリの楽曲名という2つの意味が込められています。
「古着と音楽」への思いを込めた品ぞろえ
オンラインストアでも新着アイテム続々更新中!
「店名をきっかけに、お客さまと音楽談義で盛り上がることもあります。古着も音楽も大切なカルチャーですよね」と牧内さん。
その思いが伝わる商品がぎっしりと並ぶ店には、20代から60代まで幅広い層が訪れています。またオープン当初から、オンラインストアにも力を入れていて、音楽系アイテムやトップス、ボトム、スニーカー、小物など、多彩な商品がラインナップされています。
「コロナ禍で、アメリカへの直接買い付けは控えていますが、商品は現地からどんどん入荷しています。これからも質を落とさず、流行廃りに影響されない商品を置き、お客さまを大切にしていきたい」。
たくさんの商品の中から、お気に入りを探すワクワク感を味わえる古着屋「GREEN HEAVEN」。お店に行った時は、気さくな店主との会話も楽しんでみては。
取材:2020年12月 寺田由紀子
GREEN HEAVEN
〒359-1111
埼玉県所沢市緑町1-20-1 新所沢ミナミプラザ1F
TEL04-2939-2708
12:00~19:00
不定休
https://greenheaven.ocnk.net/