所沢からファッションカルチャー 発信!「NARO CLOTHING」
所沢からファッションカルチャー
発信!「NARO CLOTHING」
同じようなデザインや色合いの洋服が街にあふれ、着なくなったらすぐに売る…。そんな消費サイクルが主流の中、「長く愛用できるストーリーのある洋服を」という思いを所沢から発信しているのが、メンズカジュアルショップ「NARO CLOTHING(ナロ クロージング)」です。
2020年11月取材
所沢プロペ通り、auショップ手前の路地を入ると、古民家風の建物が見えてきます。そこが「NARO CLOTHING」。かつての長屋を改装し、15年前にオープンしたメンズカジュアルショップです。
「建物がとても古く、手を入れて工事をしながら、2年がかりで店を開きました。大変でしたが30代だったこともあり、若くて勢いがありましたね」と当時を振り返る古市裕介店長。
アメリカンカジュアル、ヴィンテージなどのメンズファッションカルチャーを洋服とともに伝える発信基地的存在の店への第一歩を、所沢の地で踏み出しました。
洋服にはストーリーがあるから面白い!
流行廃りではなく長く愛用できるアイテムを
そんな古市店長の思いが詰まった店に並ぶのは〝ストーリーのある洋服たち〟。
「例えばアメカジの象徴といわれるチェックのシャツひとつをとっても、バックグラウンドやストーリーがあります。そのプロセスやつながりの積み重ねを大事にしたいので、流行廃りで忘れられてしまうのではなく、長く愛用できるアイテムしかそろえていません」。
アメリカンカジュアルから枝分かれした商品、ジャパンメイドのジーンズなど、もの自体のストーリーを大切にした品ぞろえは、選ぶ楽しさでいっぱい。さらにアメリカンカジュアルの草分け的存在「ハリウッド ランチ マーケット」、「シュガーケーン」などの老舗ブランドもラインナップされ、若い頃ファッションに夢中になった40代、50代男性からも支持を集めています。
ネットショップも楽しみ!
〝NARO〟セレクトのおすすめアイテム
「自分の好きなものを、自分の熱量で紹介する感覚でお店を続けてきた気がします」と話す古市店長。店内にはその熱い思いが伝わる商品たちがあふれていますが、ネットショップでは、その中からセレクトしたおすすめアイテムを紹介しています。
「〝このお店から買いたい〟と言っていただけるような情報発信やコミュニケーションをこれからも届けていきたいですね」。
店名の〝NARO〟は自身のあだ名で、洋服が持つストーリーにまで心を傾けている「NARO CLOTHING」。それぞれの洋服に込められた物語の世界を知ると、ファッションライフが豊かになりそう。どんな物語が待っているのか、ぜひ一度訪れてみては。
NAROの洋服はこちら
取材:2020年11月 寺田由紀子
NARO CLOTHING
〒359-1123埼玉県所沢市日吉町4-17
TEL 04-2928-9922
12:00~19:00
火曜定休