埼玉県人の心をくすぐる新商品！山田うどんが開発した食育キット

山田食品産業株式会社とこモール食品・調味料 2021/02/10

埼玉県人の心をくすぐる新商品！
山田うどんが開発した食育キット

山田うどんは〝埼玉県人〟のソウルフード。一昨年（2019年）の大ヒット映画「翔んで埼玉」に田んぼの中の「山田うどん」を見て、喜びに心をくすぐられた人も少なくないでしょう。その山田うどんが、このコロナ禍でおうち時間を楽しみながら、次世代への〝埼玉愛〟を育むアイテムを開発し話題となっています。

2021年1月取材

▲お話を伺った営業部営業企画課部長の江橋丈広さん。所沢市上安松の本社の本店前で。山田うどんのシンボル、〝かかし〟もフェイスシールドを着用して迎えています

かつてはドライブインの顔として君臨した山田うどんは、現在は、麺類に加えて、定食や丼ものなど、食べたいメニューがいつもある〝ファミリー食堂　山田うどん食堂〟として、埼玉県を中心に約160店舗展開。その本社が所沢市上安松の県道179号（川越所沢線）沿いにあります。営業部企画課部長の江橋丈広さんにお話を伺いました。

山田うどんの始まりは戦前の1935年のこと。現・代表取締役の山田裕朗氏の祖父、山田量輔氏が手打うどん店を所沢市日吉町にオープンさせました。

1953年に前身の有限会社山田製麺所が設立され、高度成長期の1964年に現本社のある場所に製麺工場が誕生。

「山田うどん」1号店が所沢市の金山町にでき、その後、フランチャイズ制で店舗が約280店に増えました。〝安い〟がウリの飲食店として知名度を上げ、かつては回転するかかしの看板が目印でした。この回転看板を導入したのは山田うどんが日本初といわれているそうです。

「みんなが食べたいものがある食堂」に
通販でも家族に喜ばれる目玉商品を！

▲「ファミリー食堂山田うどん食堂」は、麺類だけじゃない！いつ行っても食べたいものがある日常食の飲食店です

山田うどんは、2018年に屋号を「ファミリー食堂　山田うどん食堂」に変更。家族で気軽に入れる日常づかいの飲食店として親しまれています。メニューのラインナップも、男性の胃袋を満足させるガッツリ系のボリューミーなメニューから、女性も食べやすいさっぱりメニュー、さらにお子様専用メニューまで「みんなが食べたいメニュー」がそろっています。

それでも、2020年の春の緊急事態宣言により、4月と5月の店舗売り上げが下落。店舗以外の第2の柱が必要と考え、これまでの通信販売をリニューアルする企画を始めたそうです。

「これまでの通販は、人気メニューのパンチ（もつ煮込み）と餃子だけでした。今のコロナ禍だからこそ、うどん屋として何かおうち時間を楽しめるものを提供できないかという思いで企画・開発をはじめました」と江橋さん。そこで開発されたのが、今、話題となっている「手打ちうどんキット」なのです。