【イベント開催レポート】ロケットは飛んだ!
「所沢なび」ボランティアライターの‟ぶん”です。
先日、曽田氏による.Makeところざわ2017の「宇宙ロケット解説会」に参加しました。
ロケットと言えば、絵本に『アームストロング 宙飛ぶネズミの大冒険』1912年、初めの空とぶネズミが大西洋単独無着陸飛行に成功。
そして1955年、人類に先駆けること14年ネズミは地球を覆う大気圏を抜け、月へと降り立つ物語である。
誰よりも先に、月にいってやる!そんなネズミに対して、曽田篤洋氏が語る宇宙ロケットは壮大なプロジェクトであり、日本の最先端の科学技術の粋を結集し、かつ、ロマンにあふれ、夢を運ぶ運搬船である。
そして、曽田氏は解説し始めた!
大型スクリーンに映し出される数々のロケット。打ち上げられる瞬間の噴射ガスはけたたましい音と響きで、出席者から「わぁ~」と歓声があがる!
曽田氏は「ロケットの原理」「固体ロケットと液体ロケット」「ロケットの種類」さらに「ロケットの飛び方」や「ロケットの行先」と、興味深い解説である。
私の脳みその中は、インプットされていない情報に戸惑い、理解系脳番地の働きが悪く、ネットワークがつながらず、これがロケットであれば失敗に終わる。
「ロケットの行先」の解説では静止軌道は、約36,000Km離れた赤道上、地球観測衛星は500~900㎞!
北海道から沖縄までの日本列島は約3000km。
「ロケットの飛び方」
「固体ロケットと液体ロケット」の解説
次なるスクリーンには「もうちょっと手軽に!」
曽田氏の解説は、マッチ棒でロケットを作り事ができる!今度、所沢ノードでやってみてもいいとのことだった!
一番不思議なロケットがあった!
それは「甘~いキャンディーロケット」の話。仕組みは、キャンディが詰まった筒状の燃焼器に酸化剤である液化ガスを入れる。すると、キャンディが溶けながら燃えはじめ、ガス化したものが勢いよく噴射される。
ロケットで使うキャンディの数は、約20個。
どんなキャンディーを使ったんだろう?
味覚糖の「ぷっちょ」
「甘~いキャンディーロケット」はピンク色
曽田篤洋氏は人口衛星の仕事に従事していた。
一つのロケットを打ち上げるには先端技術者とそれを陰で支える多くの卓越した職人たちの融合体である。
ロケット造りは、常に新しい技術革新が求められ、新しい技術が生まれる。その道のりは日々の努力のたまものではないだろうか。
宇宙飛行士・若田光一氏は「人の価値は、努力の量で決まる」と語っていたことを思い出す。
ヘクシーズ合同会社 代表 曽田篤洋
公式ホームページ https://hexseeds.jp/
■事業内容
電気機械器具製造業
組み込み機器開発製造、ソフトウェア製造業、技術調査業