集客イベントが行えない今、アーティストができること


ネット配信サービスでLIVE開催

ゆうぐれな 花咲希実が復帰 ツインヴォーカル再始動!!

 

▲TWitCastingによる動画配信サービスでの ゆうぐれなLIVE中継のワンシーン。
左が花咲希実さん(Vo.&Key.)、右が島田優さん(Vo.&Gt.)

 
新型コロナウィルス感染拡大防止による自粛が、段階を経て徐々に解除されてきましたが、まだ第二波の懸念が払拭しきれない現況。例年行われていたイベントや行事がやむを得ず延期、中止になっています。昨今耳慣れてきた形態ですが、LIVE活動をネット配信によって開催するアーティストが増えてきました。コロナ禍前まで所沢での数々のイベント等に精力的に参加してきた【ゆうぐれな】さんもそのひと組です。2020年6月7日(日)、動画配信サービスTwitCastingを介して行われた配信LIVEは、折しも活動休止していた花咲希実さんの復帰初日の記念LIVE。その模様を体験視聴しましたので、リポートします。
 

2020年6月21日 坂本 隆二

 

目次

 
※アーティスト【ゆうぐれな】についてのご紹介&インタビュー記事はこちらにあります。

 

1 ゆうぐれな TwitCasting 配信LIVE
-Flower Island vol.1  ~帰ってきたゆうぐれな配信ライブ!!~-
リポート

 
TwitCasting(以下ツイキャス)は、PC・スマートフォン・タブレットで動画・音声・ゲームなどのライブ配信ができるサービスです。
 
今回のゆうぐれなさんのツイキャスLIVEはプレミア配信なので、事前にチケット代金を払い込み、開催当日(6月7日)開催時間少し前にツイキャスの視聴ページにアクセスして待機しました。
 
国分寺GiveHearts(ライブハウス)からお客さんを収容せずにリアルタイム配信(生配信後、2週間以内視聴可能)です。
19時30分 LIVEスタート。
 

▲ツインヴォーカルとしてのツイキャスLIVEは今回が初めてとのこと。
画像はツイキャスLIVEのオープニングシーン

 
2020年2月から喉の治療、療養のため活動休止を余儀なくされていた花咲希実さんの復帰初ステージです。ツインヴォーカルとしてのゆうぐれなの活動も4ヶ月ぶりとのこと。
オープニングは2曲続けての進行でしたが、ピリッとした空気が漂っていたふうに感じられました。
 


▲Key.&Vo.花咲希実さん。
機能性発声障害を乗り越え、復帰第一歩です

 

▲Gt.&Vo.島田優さん。
花咲さん活動休止中は、ゆうぐれなをソロとして守り通してきました

 
そして3曲目。タイトルは『居場所』。花咲さんが活動休止になるずっと前に島田さんが作詞・作曲された歌だそうです。
サビの歌詞にある「♬~きみの居場所 ここにある …   … 待ってるよ」のコトバが、花咲さんが復帰へ向けて治療・療養していた時の気持ちと、居場所を守ってきた島田さんの焦がれる気持ちにシンクロして、まるで預言書を読み解くような感覚をもたらしたとご本人たちが語っていました。
 

▲「聴いている誰かのためにと歌ってきた曲が、
まさか自分たちのためのエールになるとは・・・」

 
トークタイムに入る頃には、いつも通りの軽妙なやり取り。
適度なゆる~さもゆうぐれなさんの特徴です。
 

▲「ハモれるのってうれしー。」「ソロのアーティストってどれだけ神か…。」
など、2人のユニット愛溢れる独特のトーク。視ていてほっこりします

 
 
(少し脱線しますが、配信中の会場の様子を。)



▲今回のLIVE配信は、このように遠隔での放映機材が使用されていました

(画像提供:国分寺GiveHearts)

 

声の感じなどから、イケる!と確信できたのか 曲もトークもテンポよく進み始めました。
このあたりの勢いづけは場数を踏んだ分の経験則でしょう。
 


▲気づいたらLIVEは、中盤を過ぎていました。(総配信時間:約90分)
 
ツイキャスLIVE視聴者からのコメントを読むコーナーもありました。
 

▲ファンの方達のことを“ぐれなー”と呼ぶそうです。
多くのぐれなーさんから「おかえりなさい!」
のコメントが寄せられました

 

▲今日が誕生日だという方が視聴者の中にいらっしゃいました。
即興で「HAPPY  BIRTH  DAY  TO YOU」を演奏して祝福!!

 

そして終盤。
花咲希実さんから、視聴者の方々や島田優さん、関わる皆さんへ向けて感謝のごあいさつでで締めると…。
 

▲「活動休止期間は、今、振り返ると
自分自身と向き合うことができる良い時間でした。
これからもよろしくお願いします!!」

 
ラストは、LIVEでは欠かせないフリ付きのアップテンポ曲「ヘリオライト」で華々しくフィナーレ。
 


▲会場が無観客であることを忘れさせるパフォーマンス。
2人の「ありがとーございましたぁー!!」の声とともにTime Up

 

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『Flower Island vol.1 ~帰ってきたゆうぐれな配信ライブ!!~』
 
「ついに…ゆうぐれなが2人揃って帰ってきた!プレミア配信でワンマンライブに挑戦!みんなのおうちに酸素をお届けします♪トークもライブも盛りだくさんの90分!是非ご覧ください!」

 

日 時:2020年06月07日(日)

時 間:19時30分より(90分程度を予定)

会 場:国分寺GiveHearts※配信ライブなのでご入場にはなれません。

料 金:2,500円(税込)

※この配信サービスの販売・公開は終了しております

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2.ゆうぐれな ご本人によるコメント

 

この度ツイキャス配信による「Flower  Island Vol.1  ~帰ってきたゆうぐれな配信ライブ!!~」のリポート記事作成の許可をお願いしたところ、ゆうぐれなさんご本人からコメントをいただけましたので、併せてお届けします。

 

ーツイキャスLIVE お疲れ様でした。 花咲希実さんの復帰 おめでとうございます!
ー花咲希実さん ツイキャス配信によるLIVEを終えてみて、復帰の実感はいかがですか?

 

花咲希実さん
「久しぶりのライブ、そして初めてのプレミア配信だったので開始直前まで心臓が飛び出しそうでした。相方(島田優)と一緒にステージに立ち、いつものゆるゆるトークが始まると、あぁ私戻ってきたんだなと心から楽しくて、生きてる感じがしました!また2人で歌えることが本当に嬉しいです。」

 

▲花咲希実(はなさききみ):キーボード&ヴォーカル担当
 
ー島田優さん 4ヵ月あまりの間ゆうぐれなソロとして居場所を待ち構えて活動してこられましたが、振り返っての感想をお聞かせいただけますか?

 

島田優さん
「相方(花咲希実)の活動休止が決まりソロでの活動を決意しました。そして、相方がいつでも帰ってこられる居場所を守り抜くと決めた後インストアーライブや配信ライブをソロで行い、正直不安でしかなかったですが、相方の存在、周りのみんなの存在があってここまで守り抜くことができたと思います。
4ヶ月という長いようで短い期間ゆうぐれなとして島田優として成長できたなと思います。

 

▲島田優(しまだゆう):ギター&ヴォーカル担当
 
ーネット配信によるLIVEを始めたきっかけを教えてもらえますか?

 

島田優さん
「世界中でこのような状況になっている今、「みんなの酸素になります」をモットーに活動させてもらっている私達の音楽で少しでもみんなの力に、元気になってもらいたいという気持ちが1番大きくネット配信によるLIVEを始めました。」

 

花咲希実さん             
「今、私たちにできることは何だろうと考えると、やはり歌を届けることしかできないので、この時期だからこそネット配信に挑戦してみたく、復帰も決意しました。」

 
ーこれからも配信LIVEは続けていかれますか?
 
島田優さん
「これからも配信LIVEを続けていきたいと思っています。」

 

花咲希実さん
「ライブハウスと比べると直接会えないので少し寂しく感じてしまいますが、リアルタイムで繋がることができる唯一の方法なので続けていきたいです。遠方で普段気軽に見られない方にも見ていただける部分は特に魅力的だと感じます。」

 
ー「歌」の持つ力、「歌う」ことの影響力についてお感じになることはありますか?

 
島田優さん
「歌の力は凄く大きいと私は思います。自分自身も辛かった時歌を聴いて元気がでたり、その時の思い出の曲を聴いて思い出すこともできる音楽、歌にはその人一人一人の思い出感情が詰まってると思います。
シンガーソングライターで自分で曲を書いていると、お客さんがその曲を聴いて良かった涙が出たと様々な感想を伝えにきてくれる事で、本当に曲を書いてよかった次はこんな曲を書こうと私自身も力をもらえます。」

 

花咲希実さん          
「辛いときも楽しいときも歌はそこにあって、10年、20年、30年、もっとずっと先まで人の心をほわっとさせることができる、魔法みたいな存在だと思います。
私にとって歌うことは感情を吐き出すことです。そして今回相方の書く曲に支えられたように、いつかどこかで必要としている人のもとに歌を届けたいと思います。それが今の原動力なので、歌は人生を変えてしまうほど影響の強いものです。」

 

ー今後の予定で公表できることはありますか?

 

ゆうぐれな
「定期的な配信ライブとワクワクする企画を考えています!
ゆうぐれな公式Twitterでお知らせするので、是非見ていただけたら嬉しいです。」

 

ーこの度はありがとうございました。

再び所沢で歌っていただける機会を楽しみにしています!ー
 

※アーティスト【ゆうぐれな】についてのご紹介&インタビュー記事はこちらにあります。


この記事を書いた人

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坂本 隆二 Ryuji Sakamoto

31歳の時に所沢に引越し。仕事の都合で移住した、元ベッドタウン族です。 離職をきっかけに「所沢」という街を知りたくなり、地域活動デビュー。まだまだ地元の方には及びませんが、ぼちぼち活動していこうと思います。よろしくお願いします。

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