「熊手」生産量日本一!


ボランティアライターの“ぶん”です。

皆さんは所沢市に日本一があることご存知でしょうか?
創業明治3年、「熊手」生産量全国トップシェアーの「面亀」さんです。

「熊手」は長い竹の先に、熊の手のように曲がった爪のような形をして、落ち葉や穀物などをかき集める道具です。それが次第に縁起物とみなされるようになり、今では運を「かっ込む」、福を「はき込む」といって開運招福・商売繁盛を願った縁起物です。

 

ちょっと遅くなりましたが、主に毎年11月の酉の日に神社で開催される酉の市などで販売されています。
でも、所沢市の所澤神明社では元旦から「熊手市」として有名で、初詣とあわせて販売されています。

 

【なぜ、所沢で熊手を作るようになったのか?】
面亀社長様のお話では「それは、刀を持ったサムライが戦いもなく、仕事がなく、何かやろうということで、武家でいえば内職がてらに始めたのがきっかけ、そこで所沢で熊手を作るようになった」んですって!今でいえば副業でしょうかね。
サムライと言えば、面亀さんの創業明治3年、今から150年前大政奉還後の頃です。
約260年間続いた江戸幕府は終わり、新しい国づくりへ転換期となり、15代将軍の徳川慶喜が政権を明治天皇に返した時期でもあるので、武士の仕事も無くなって、熊手作りを始めたのでしょうかね?

ショールームにはいろんな種類の熊手が飾られ、想像以上の驚きでした。

 

【なぜ、熊手に「おかめ」を使うようになったのか?】
江戸時代末期、日本画家である初代の朝倉旭州氏が雛人形造りから、飾り熊手の中心となる「おかめの面」を考案したのが、一代目面亀さんです。

「おかめ」とは日本書紀に登場する、女神である天宇津女命(アメノウズメノミコト)のことと言われております。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴を怒って天の岩戸に隠れたため、世の中が真っ暗になり、昼がなくなったり、わざわいが起こった。そこで、困りはてた神々が、呼び戻すため天宇津女命(アメノウズメノミコト)が、舞を舞い、天照大御神を導き出しだした立役者の神と言われいるのが(おかめ)の天宇津女命です。

 

【来年の一押しの熊手は】とお聞きしたところ?
「ざるかぶり犬」ですって?

ざるかぶり犬ってなんでしょうか?

「来年の干支「戌」(いぬ)と「竹」で編んだ「笊」(ざる)です。」
「漢字の「笊」(ざる)は「竹」かんむり。それに「犬」と書いて「笑」という字に似ていることから、笑門来福の縁起」とのことでした。

「竹」 + 「犬」 = 「笑」 というわけで、江戸のジョークですって!

 

所澤神明社神殿正面の左右に二つの大きな2メートルほどの熊手があり、5年越しに交互に新しいものと交換しているそうです。是非、初詣に行った時には、神殿でお願いした後は、左右の熊手も見て下さいね。

 

 


名 称  株式会社 面亀(めんかめ)
所在地 (北野事業所) 埼玉県所沢市北野新町2-4-18

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TEL:042‐947-1611

 



記事の執筆者プロフィール

ぶん Bun
ぶん Bun ライター

2016年10月“所沢なび”ボランティアライターとして生まれたボクの名前は「ぶん」!
仕事は、所沢を中心に身近にある自然やおいしいもの、楽しいものを見つけみんなに知ってもらうこと。 魅力いっぱいの「所沢なび」これからもよろしくね。

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