ダルマさんが転んだ!達磨さんが転んだ!
皆さま明けましておめでとうございます。
「所沢なび」ボランティアライターの”ぶん”です。
みなさんはお正月いかが過ごされましたか。
私は仕事でした。
今回は、所沢市久米にある水天宮の話です。
水天宮は安産祈願の神社。
毎年1月5日は水天宮の初大祭「だるま市」が開かれていたので行ってきました。
ダルマを買うのは初めで、一番可愛らしいのを選びました。
「だるま」を辞書で引くと、漢字では「達磨」と書き、「南インドのバラモンに生まれ、般若多羅に学ぶ。6世紀初め中国に渡って、禅の教えを伝えられた方で、お釈迦様から数えて28代目のお祖師」ですって!
今回の目的は「所沢だんご」の食べ比べ。
なぜ食べ比べをしようと思ったかというと、先日おじゃましただんご屋さんで知った、明治27年、「所沢焼きだんご組合]は申し合わせ事項を定めていたからです。
詳しくは以前の記事をご覧下さい。➡https://tokorozawanavi.com/vw-bun20161219/
露店は「たこ焼き」「五平餅」などの飲食はもちろん、露店には珍しい「たび屋」農作業用「鍬(くわ)」などのお店を含め約60軒ほどが並んでいた。
食べ比べをしようと思っていたので昼めし抜きで来たのに、だんご屋は1軒だけ💦
期待外れで食べ歩きはできませんでした😢
だんご屋のご主人によると「昔は6~7軒あったが、今はうちだけになった」とのこと。
1本100円
以前は、お店も構えていたそうですが近隣の住宅からの苦情があり、今はスーパー店頭での移動販売となってしまったそうです😢
約60軒の露店を順番に見て歩くと、何やら変わった焼きものがあった!
店主に聞いてみると、めでたい「亀」「鶴」「ツェッペリン」焼きだそうた。
え!ツェッペリン焼き!?
「昭和4年(1929年)当時世界最大の飛行船ツェッペリン号が来日した時の記念に造られた模様焼き」
88年前と古い型なので、壊れたら使えなくななるので、年に一度久米のだるま市で使っているとのことだった。
「所沢だんご」もいいけど、貴重な飛行船ツェッペリン焼きを見て感激しちゃいました。
「亀」「鶴」「ツェッペリン」焼き。
いかにも古そうなツェッペリン焼きの型。
生地は薄く焼けパリッとして美味しい、あんこは自家製。
1個150円でした。
88年前、全長235メートルというこの巨大な飛行船ツェッペリン、このようにして飛んでいたんだろうか。
お正月の初詣は所澤神明社へ
5日は、ここ久米の水天宮へお足を運んでみてはいかがですか??
久米水天宮へのアクセス
住所:埼玉県所沢市久米2432-1
公共交通:西武所沢駅→バス15分、バス停:水天宮下下車、徒歩5分
車:車での来場不可