鈴鹿4耐で優勝!所沢出身ライダー 松島璃空 選手が快挙!


予選はポールポジション、決勝は雨の鈴鹿を制して見事、総合優勝!

今年からモトバムにチーム移籍、全日本ST600でも挑戦中

「所沢から、また一人、全国の舞台で輝く若者が——」

所沢出身のロードレースライダー、松島璃空(まつしま りく)選手(20歳)が、2026年9月4日(金)〜6日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された「2026 ブリヂストン 鈴鹿4時間耐久ロードレース」で見事、総合優勝しました!


▲総合表彰式:写真中央(左)松島璃空選手/(右)ペアライダーの松本康雅選手(写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP)

しかも、予選では総合トップタイムを記録してポールポジションを獲得。決勝でもスタート直後にホールショットを奪うなど、存在感を発揮しました。
地元・所沢で成長を続けてきた松島選手が、国内有数の舞台でつかんだ大きな勝利。その走りを振り返ります。

■「鈴鹿4耐」が2026年、新たな歴史をスタート

今回の「鈴鹿4耐」は、ちょっと特別な大会でした。
1980年から開催されてきた歴史ある鈴鹿4時間耐久ロードレースは、2024年を最後にいったん終了しましたが、2026年に新たなコンセプトで復活。若手ライダーの育成や、将来の鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)につながる挑戦の場として、新たな歴史がスタートしました。


▲レース中のピット作業の様子(写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP)

舞台となる鈴鹿サーキットは、1周5.821km。600ccクラスのマシンで4時間を走り切る耐久レースだけに、速さだけでなく、ライダー交代、タイヤ、天候、マシン、そしてチーム全体の総合力が問われます。

■松島選手、予選で圧巻のポールポジション!

松島選手は、MOTOBUM HONDA #93から松本康雅(まつもと こうが)選手(21歳)とのペアで「8H Challenge」クラスに参戦。
(ペアライダーの松本選手はお隣、狭山市出身のライダーです。所属チームによるペア決定ですが、なんと近隣地域ライダーの2人がペアを組んで参戦しました!)
9月5日(土)に行われた予選では、松島選手は第1ライダーを担い、路面が濡れた難しいコンディションの中、路面が乾き始めたタイミングで一気にタイムを更新。
最終的に2分23秒125を記録し、第1ライダーとして予選総合トップを獲得。


▲第1ライダー予選走行終了後の松島璃空選手(写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP)

その後、路面も完全に乾きドライコンディションで臨んだ第2ライダーの松本選手も怒涛のタイムアタックで予選総合2位の好タイムで走行を終え、ペアタイム合算で予選総合トップ=ポールポジションを獲得しました。

そして迎えた翌日の決勝。


▲スタート進行:写真(左)MOTOBUM HONDA岡部信之代表/(中央)松本康雅選手/(右)松島璃空選手(Photo by MOTOBUM HONDA)

スタートはルマン式という、ライダーがマシンまで足で走ってバイクに乗り込みスタートする耐久レース特有の方式で、本レースの見どころのひとつでもあります。


▲写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP

スタートを担当した松島選手は、このルマン式を完璧に決め、ポールポジションから飛び出すとホールショットを奪取。


▲写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP

序盤からトップグループのなかで争いを繰り広げ、雨が降り始めて路面がウェットになる難しい状況でも、粘り強く走り続けました。

■雨の鈴鹿を制して、見事「総合優勝」!

レースは後半になるにつれて雨脚が強まり、転倒も相次ぐ厳しい展開に。


▲写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP


▲写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP

そんな中、#93 松島・松本ペアは最後までノーミスで走り抜き、総合トップでフィニッシュ。残り25分でセーフティカーが導入され、その後、残り7分で赤旗が掲示されレース終了となりました。

最終結果は——
総合優勝 MOTOBUM HONDA #93
松島璃空/松本康雅

タイムは3時間49分40秒481。
2026年に新たなスタートを切った「新生・鈴鹿4耐」の記念すべき大会で、松島選手は見事、初代優勝チームのライダーとなりました。
まさに、雨の鈴鹿を制した快挙です。


▲写真中央(左)松島選手/(右)松本選手(Photo by @2525liney on X)

さらに、「8H Challenge」クラスのレース結果 では、同ペアが所属するMOTOBUM HONDAチームから参戦した3台がトップ3 (1位 ゼッケン#93・2位 #54・3位 #64)となり、表彰台を独占しました。


▲「8H Challenge」クラス表彰式:(写真左から)井利元新選手/松本康雅選手/松島璃空選手/楠留維選手/飯高新悟選手(Photo by @2525liney on X)

■今年から「モトバム」に移籍。新たなステージへ

松島選手にとって、2026年は大きな転機の年でもあります。
これまで「B-TRIBE RACING」チームに所属し全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスで経験を積んできましたが、今年から「MOTOBUM HONDA(モトバムホンダ)」へ移籍、600ccマシンで争われる全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦しています。


▲今大会「鈴鹿4時間耐久ロードレース」でのMOTOBUM HONDAレーシングチーム集合写真(Photo by MOTOBUM HONDA)

全日本ロードレース選手権の公式プロフィールでも、松島選手はゼッケン「93」、MOTOBUM HONDA所属、Honda CBR600RRのライダーとして紹介されています。出身地はもちろん「埼玉県所沢市」。
チーム側も2026年の新体制で松島選手を迎え入れており、これまでとは違う環境でさらなる成長を目指すシーズンとなっています。

ちなみにゼッケン「93」は、松島選手の誕生日が9月3日であることが由来。所沢への思いについて聞かれると、地元名物の焼きだんごや、ところざわ醤油焼きそば、老舗名店の町中華(ラーメン)屋さんとのレースでの繋がりを挙げるなど、所沢愛もたっぷりです。

■所沢から、鈴鹿、そしてその先へ

松島選手がバイクに乗り始めたのは10歳のころ。所沢なびでも、2022年には高校生ライダーとして成長を続ける松島選手を紹介。2023年には全日本ロードレース選手権への挑戦、2025年には全日本で自身初の表彰台を獲得した姿をお伝えしてきました。

そして今年、2026年。
所属チームを変え、ST600という新たなカテゴリーに挑戦しながら、鈴鹿では4時間耐久レースの頂点へ——。
一歩ずつステージを上げてきた松島選手の姿は、地元・所沢から応援する私たちにとっても、ますます楽しみな存在になっています。

「所沢出身のライダーが、鈴鹿サーキットで優勝した」

そう聞くと、バイクレースを知らない人でも、ちょっと応援したくなりませんか?
今後は、残り2戦(岡山大会・最終戦の鈴鹿大会)となる全日本ロードレース選手権ST600クラスでの戦いも続きます。
所沢から全国へ、そしてさらにその先へ。


▲写真引用|ブリヂストンモータースポーツ公式HP

ゼッケン「93」松島璃空選手のさらなる飛躍に、地元・所沢からぜひエールを!


■YouTube配信 アーカイブ
【予選】2026 ブリヂストン 鈴鹿4時間耐久ロードレース <ST600> 9/5

【決勝】2026 ブリヂストン 鈴鹿4時間耐久ロードレース <ST600> 9/6

■松島璃空選手 SNSアカウント
Instagram|@rikumatsushima93
X(旧Twitter)|@Riku_Matsushima

■MOTOBUM HONDA SNSアカウント
Instagram| @motobumracing
X(旧Twitter)|@motobumR

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