JAY’S GARDEN初登場!平成最後の「新三八市」
2019年「新三八市」リポート
所沢駅西口から元町コミュニティ広場までの一帯で、「新三八市(しんさんぱちのいち)」が3月10日(日)に開催されました。その様子を画像でご紹介します。
「新三八市」は、江戸時代に生まれた「三八の市(さんぱちのいち)」の復活版です。
今年で5回目を迎えた「新三八市」の人出は、約8300人!(主催「とことこまちづくり実行委員会」発表)。天候が心配されたものの、なんとか開催修了時までは降雨なし。家族連れや着物ファンでにぎわいました。
元町コミュニティ広場で開催された「新三八市」には、着物関係のお店や骨とう品、ハンドメイド品を取り扱う商店14店が出店。どれも1点もの、しかも安価ということもあり、開会時スタートから多くの買い物客が詰めかけました。
また今年は、所沢市観光大使の人気ヴォーカルグループ「JAY’S GARDEN」のライブも行われ、「市」に華を添えました。
とことこまちづくり実行委員会では、「不安だった天気にも恵まれ 気温も温かく最高の『市日和』のもと開催できました。『時代着物市』会場では 初めて観光大使のJAY’S GARDENのステージも行われ、多くのファンと市民に喜んでいただけたかと思います。さらに、JAY’S GARDENブースが初出店し、メンバーがブースに立って会場を盛り上げてくれました。こうして今後も幅広い年代の皆様に楽しんでいただけるような工夫を重ねてイベントを企画していきたいと思います」と話しています。
主催:とことこまちづくり実行委員会
事務局:野老澤町造商店(愛称:まちぞう) ☎04‐2928‐1453
取材リポート:2019年3月10日成田知栄子
1.元町コミュニティ広場
元町コミュニティ広場では、すぐに着れる中古着物や帯、材料布など着物関連グッズが種類豊富な「時代着物市」が開催されました。10時の開催から多くの着物ファンが訪れ、熱心に品定めをする様子もみられました。また、骨董品やハンドメイド品などの出店もあり、バラエティに富んだ「市」でにぎわいました。地元の商店の出店やJAY’S GARDENのライブの様子を画像でご紹介します。
【本部ブース】
「とことこまちづくり実行委員会」のスタッフのみなさん。
【時代着物市】
中古着物、アンティーク帯、骨とう品、ハンドメイド品、材料布などの幅広い品ぞろえ。
【地元商店の出店の様子】
◆陶芸工房たびびとの木(所沢市日吉町16−6)
◆いちかわや米店(所沢市金山町13−12)
◆negombo33 | 西所沢のカレーと自家焙煎珈琲の店(所沢市星の宮1丁目9−1)
◆麻彦商店 所沢市寿町25-6
◆(有)タナカ 埼玉県所沢市中富1857-2
◆銀座商店街(所沢銀座協同組合)の出店
◆所沢市観光大使 JAY’S GARDEN がブースを初出店!
人気ヴォーカルグループ「JAY’S GARDEN」が運営するブース。パスタのほか、JAY’S GARDENのアルバムも販売。JAY’S GARDENのライブが終わった後、なんと!メンバー自らがパスタを販売していました!!
▲左から山田 裕介さん、世良 太一さん、櫻田 範稔さん、大谷篤志さん
【JAY’S GARDEN ライブ】
新三八市のメイン会場でJAY’S GARDENのライブが行われたのは今回が初めて!
ファンクラブの告知で知ったファンたちは、開会前からスタンバイ。
【所沢の新アイドル?!ミミズクも来場】
所沢のイベントで見かけるミミズクのレーブちゃんも新三八市に来場しました。
レーブの飼い主さんは、所沢市に住む冨沢友一郎さん。冨沢さんによると、レーブちゃんは2歳半で、人慣れの訓練のため人が集まるところに連れてきていているそうです。「レーブ」という名前の意味は、フランス語で「夢」という意味。本物のミミズクを間近で見る機会がないだけに、子どもたちは興味深々。「わー目が大きい」「羽を広げるとでかい!」「かまない?」と遠巻きでレーブちゃんを観察していた子どもたちも次第に近くにより、人気者になっていました。
▲ミミズクのレーブちゃんは意外にもカメラ慣れ。「写真撮ります」と声をかけると、カメラ目線でおすましポーズ
2.坂稲荷神社
江戸からはじまった「三八の市」は、昭和初期までは3月の「初午の日」に行なわれていたそうです。そして、復刻版「新三八市」では、坂稲荷神社の「初午の日」は毎年3月の第2日曜日とし、「初午祭」を開催。坂稲荷神社は、「子育て稲荷」「子宝稲荷」と知られています。10時から所澤神明社の三芳宮司による初午祭の祭典斎行が行われました。画像は、初午祭の様子。
3.狐の嫁入り道中
【狐の嫁入り道中】狐の花嫁・花婿が町を練り歩きました
【坂稲荷神社で挙式】
【元町コミュニティ広場で披露宴】
4.野老澤町造商店
野老澤町造商店(まちぞう)では、江戸後期から平成までのひな人形・市松人形・御殿飾り・昭和20年頃の「国策びな」の展示のほか、時代着物の展示が行われました。お雛さまのハンドメイド品の販売も実施。
5.銀座中央広場
銀座中央広場では、所沢の商店の顔が見えました。
◆三上博史さん 銀座中央広場のブースとパフォーマンスショーの指揮・とりまとめ役
【出店の様子】
◆屋台 ぜんざい 所沢ノード(吉池拓磨さん)
◆あんだぎー工房 & 琉球古料理屋 かじまやー :親子での共同出店
◆所沢牛ハンバーガー エコトコファーマーズカフェ
◆和菓子 宝月 所沢どら焼き
※所沢なびサイトでもご紹介しています 2018年宝月秋 2018年宝月冬
◆自家製パン Lycka
◆十四軒大樹製作所 焼きだんご
◆銀だこ たこ焼き (初出店!)
◆ラーメン カッパハウス 唐揚げ
◆S.masa ハンドメイド雑貨の販売:姉妹で出店
◆イラストレーター世界の似顔絵師 原宿 眞智寿(はらじゅ まちす)
◆ SAVE AREA アンティークおもちゃ・雑貨販売 (角田テルノさん)
◆ト呂あ(trois トロア) 発芽熟成玄米おにぎり (いとうまさや さん)
◆ぷりもぴあーの 里いもゴルゴン
◆すいーとはーと 薬膳茶 キーマカレー
◆うおたく 牡蠣ガンガン焼き ほか
◆深井醤油 ところざわ醤油焼きそば
※所沢なびの記事でもご紹介しています 深井醤油2018年秋 深井醤油2018年冬
◆クマさん共和国 安全・安心・癒しの野菜販売
【パフォーマンスの様子】
2019年新三八市の「銀座中央広場」では、紙芝居、マジックショー、JAZZライブ、スティールパン演奏、三八市伝統の「辛子売り口上」など8組によるパフォーマンスが行われました。写真はそのワンシーンをご紹介。
6.トコろん探偵団
今年の「トコろん探偵団」はナゾ解きウォークラリー。「ヒコーキどろぼうをつかまえろ!」をテーマに、飛行機のプロペラを盗んだ犯人をウォークラリー形式で探していく、子ども向けのイベントが開催されました。午前11時からの受け付けには大行列。約700人の小学生が参加。
▲特徴的な衣装の「まちの証言者」。子どもたちは証言者にヒントをもらいながら謎解きをします
主催:とことこまちづくり実行委員会
事務局:野老澤町造商店(愛称:まちぞう) 04‐2928‐1453
取材:2019年3月10日 成田知栄子