所沢周辺・都内で活動するフラメンコ・スパニッシュギタリスト山田陽一郎さん【8/20西所沢カフェライブ開催】


「フラメンコ」と聞いてその情景をイメージする際、皆さんはその情熱的な踊りに合わせて奏でられるギターの音も思い浮かべることができるのではないでしょうか? フラメンコ・スパニッシュギター演奏家の山田陽一郎さんをご紹介します。


▲平泉展でのBGM演奏中の山田さん(2020年2月 国立新美術館)

 

流行フォークが好きだった少年がフラメンコギターの道に

フラメンコギターは元来、スペイン・アンダルシア地方で育まれたロマ(ヒターノ)の芸能であるフラメンコの踊りやカンテと呼ばれる唄の伴奏を担うものとして発展しました。現在では、ギターのみでの演奏形態も一般的です。
フラメンコギターと聞いて、皆さんぱっと思いつく楽曲はあるでしょうか? ポロポロと奏でられる切ないメロディーが印象的な「アルハンブラの思い出」は、テレビ等のBGMで聞いたことがあるかも知れません。また、ジャンルは違いますがフラメンコギターの楽器の音色は「鬼平犯科帳」のテーマソングでおなじみのジプシー・キングスの楽曲で聴くことができます。


▲山田さんがスペイン滞在中に撮影したもの(2018年)

時に切なく、時に情熱的に、表情豊かな演奏で聴衆を魅了するフラメンコギター。少年時代その魅力に惹き付けられ、以来ギターの道を歩んできたのが山田陽一郎さんです。

中学生の頃より山田さんは当時流行していたサザンオールスターズやアリス、さだまさしなどを好んで聞き、フォーク・エレキギターも弾いてました。高校生の頃、フラメンコギターの名手であり世界的なギタリストでもあったパコ・デ・ルシアとアメリカ出身のギタリスト、アル・ディ・メオラの二重奏を聴き、衝撃を受け、フラメンコギターに魅せられてしまいました。
独特なリズム刻み、アラブ音楽の面影のあるハーモニー。流行歌とは違う民族的な要素をまとった音楽に奥深さを感じたのです。

高校3年生の秋、音楽の道を志すことを決意した山田さんは音大受験へと急転回を果たします。
しかしながら当時、ギターを専門に学べる学部学科はなく、声楽科に入学。大学卒業後は本格的にフラメンコ・ギターを学びました。
 

本場スペインで一流講師に学ぶ

その後、フラメンコギターの本場であるスペインに幾度か渡り、現地の一流講師からレッスンを受けました。
近年ではコロナ禍前の2018年に渡西。レッスンの集大成として地元民が来場するコンサートの舞台にも立ちました。


▲コンサート会場となった中庭


▲「ギターの女王」と呼ばれる講師のマリア・エステルさん(クラシック・ギター奏者)と

2007年には年日中文化交流の一環で日舞演者やフラメンコダンサーが中国・許昌へ遠征する際、フラメンコの伴奏手として帯同したこともありました。


▲中国公演 リハーサル中


▲許昌の観光スポットにて

フラメンコギターを通じて幅広く活動しています。

 

所沢周辺・都内でライブ活動を行う

山田さんは都内や所沢市内で演奏活動を行っています。
下山口のカフェ・ポレポレ堂では過去2回カフェライブを、また新所沢の松明堂でもコンサートを行っています。


▲下山口のカフェ「ポレポレ堂」でのライブ中のようす

聴けば誰もが知っているメロディーのメロディーのスペイン・クラシックの定番曲から、あまり知られていない現地の民族曲も……山田さんのレパートリーから様々な楽曲をお届けしています。

8月20日は西所沢の古民家カフェ「西乃処珈琲」でカフェライブを行います。

 

真夏のスペインな午後
山田陽一郎スパニッシュギターライブ 2023年8月20日(日)

【演奏曲目(予定)】
アルハンブラの思い出(F.タレガ)
禁じられた遊び
ラベルのボレロ~濃縮ver.~(M.ラベル 山田陽一郎編)
アンダルーサ(E.グラナドス 山田陽一郎編)
セビリャーナス
赤の大地〈ブレリアス〉 (山田陽一郎)  他

会場:西乃処珈琲
埼玉県所沢市西所沢1-18-5
西武池袋線西所沢駅下車徒歩2分

★料金・ご予約方法等詳細は下記URLからご確認下さい。
https://y-yamada.com/archives/5135

 

ギタリスト山田陽一郎 プロフィール
洗足学園大学音楽学部声楽科卒。およびマスターコース終了。
中学生の頃よりフォーク・ギターやエレキ・ギターを弾き、高校1年生当時 たまたま聴いたフラメンコ・ギターの名手「パコ・デ・ルシア」に影響を受け、大学卒業後山崎まさし・高橋紀博各氏にフラメンコ・ギターを学ぶ。

数度渡西。フラメンコギターの名手、ファン・マヌエル・カニサーレス、マノロ・サンルーカルらのクラスを受講 及び、世界的なクラシック・ギタリスト、マリア・エステル・グスマンの講習会に参加。

全編オリジナルの曲によるコンサートなどギターソロの他、舞踊伴奏、各種イベントへの出演、中国・許昌にてのフラメンコ公演に参加、アラブ音楽とフラメンコの融合したライブ、ソプラノ歌手の伴奏、スペイン・グラナダにて演奏、国立新美術館・東京都美術館やカフェスペースでの演奏等、様々場所・様々なアンサンブルでの演奏を行う。
また 後進の指導の他、近年はスペインのクラシック音楽にも取り組み、クラシックとフラメンコとに精通する数少ないギタリストとして各地で演奏活動中。

2003年 オリジナルフラメンコ作品集 CD『光の中の影』 をリリース
2009年 オンキョウパブリッシュより出版中の教則本「いちばんやさしい フラメンコギター・レッスン」を執筆
2013年 スペイン・クラシック名曲選アルバム『スペインの風景』リリース
2019年 スペイン・クラシック名曲選アルバム第二弾 『スペイン ~旅の思い出』リリース
2021年 『光の中の影』リマスター版リリース

▶山田陽一郎 公式サイト
https://y-yamada.com/

 

山田さんのyoutubeチャンネルには、演奏動画がアップされています

★スペイン最南グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた際の印象を元に作曲された「アルハンブラの思い出」

★アンダルシアの舞踏曲「セビリャーナス」


この記事を書いた人

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前原 麻世 Asayo Maehara

タウン誌編集5年ののち、ライターになり7年。長野県出身→沖縄で大学時代→東京で就職→所沢で子育て中、10年目。夫は埼玉都民2世。カフェや、子連れで行ける音楽イベントが好きです。

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