【開催リポート】「サステナビリティ」をテーマにした誕生祭~西武所沢S.C. 開店35周年!


35周年の感謝の気持ちを込めて、地域の皆さまにおもてなし。
西武所沢S.C.は2021年4月20日から5月10日、「サステナビリティ」をテーマにした誕生祭のイベントを開催しました。サステナビリティ(持続可能性)は、「今だけでなく未来までずっと続けていくことができる」ということ。
環境にやさしいモノづくりや無駄を出さない暮らしが近年注目を集めています。今回は、所沢市の目指すエコな街づくりと西武所沢S.C.のサステナブルな取り組みをとおして、35年の歴史とともに誕生祭をリポートします。

オープン当時は昼と夜二つの顔?

1960年頃から現在まで時の移り変わりを楽しめる写真パネルが期間中、8階の特設会場で展示されています。協力:野老澤町造商店
1960~1970年代(昭和30、40年代)は、平屋の駅舎、舗装されていない駅前広場、時とともに発展していく駅周辺の風景をうかがい知ることができます。所沢商店街(現プロぺ通り)で1972年頃まで、「七夕祭り」が毎年盛大に行われていたことを、この展示で初めて知りました。


所沢の歴史の一片。よみがえる昭和時代

西武所沢店がオープンしたのは1986年(昭和61年)。都心に勤める市民が仕事帰りにも楽しめるように、目的に合わせて売り場の閉店時間を遅くするなど「昼と夜、あなたは二つの顔を持つ」をキャッチコピーに、多様なライフスタイルに対応した複合的百貨店としてスタートしました。現在はショッピングセンターとしてもっとたくさんの顔を持っていますが、所沢のシンボル的な存在であり、市民の拠り所であることは今も昔も変わりませんね。


オープン時の広告と当時の店舗

CO2を排出しない電気でキッチンカー

「マチごとエコタウン」を打ち出し、環境活動を推進している所沢市。昨年11月に「ゼロカーボンシティ」を表明し、公用車として環境にやさしいFCV(燃料電池車)を導入しました。(FCVは、燃料電池で水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使って、モーターを回して走る自動車です)


SCVトヨタ自動車MIRAI(画像提供:西武所沢S.C.)

4月24、25日の二日間、このFCV「ミライ」は入口特設会場のキッチンカーへCO2を排出しない電気を一部供給。キッチンカーでは、所沢の食材を使用したメニューや、地元で愛される飲食店のテイクアウトメニューを販売しました。


水素からできた電気をキッチンカーのバッテリーに供給中(画像提供:西武所沢S.C.)

<キッチンカーの主な出展飲食店とメニュー>
【ブーランジェリー レーヴ】クロワッサン
所沢産小麦粉を使用したクロワッサン。サックサクの食感とバターの香りが口いっぱいに広がります。
【イイダタコス】武蔵野タコス
埼玉県産強力粉と所沢産地粉で作ったトルティーヤと、新鮮野菜たっぷりの無添加・手作りタコス。
【大島商店】所沢醤油唐揚げ
深井醤油、里芋焼酎、狭山茶を使用した「特製割り下」が味の決め手の醤油唐揚げ。
【ニコリコ北野】所沢牛ホットドック
「所沢牛」を使用した、所沢のゼーホフ工房で作られる特製ソーセージ入りのホットドック。
【スターネストカフェ】所沢牛すき焼き丼
地元所沢産の生産者が目利きした「所沢牛」を贅沢に使用したすき焼き丼。
【ゼーホフ工房2階】ゼーホフサンドイッチ
ゼーホフ工房2階デリカテッセンのシェフ特製サンドイッチ(パニーニ)。
協力:所沢ローカルファースト事業団


おいしそうな香りにそそられて集まる人の姿も(画像提供:西武所沢S.C.)

所沢産の小麦粉や地粉を使ったパンとタコス、「所沢牛」を使用したソーセージやすき焼きは、この地ならでの名物として地元の人に愛されています。

「優しさ」をつなぐ、エシカルな取り組み

同じ期間に「フードバンクネット西埼玉」による食料品回収も実施。食べきれないまたは食べない食品を寄贈してもらい、「障がい者施設」「福祉施設」「困窮世帯」など必要とする団体に寄付する活動です。この活動は2カ月に一度、西武所沢S.C.の館内で実施しているため、回収にあわせて自宅の食料をためておいてくれるお客さまもいるそうです。この二日間でも多くの食料品が集まりました。「もったいない」が「ありがとう」に変わるとても大切な活動ですね。


気軽に参加でき、食品ロス削減につながるフードドライブ(画像提供:西武所沢S.C.)

そして、海外の民族布をつかった一点もののバッグを販売する「きびるアクション」の販売会も。関連記事:テーマは「SDGs」!〝大人エスニック〟が西武所沢S.C.で
福祉施設と協業し、古布や捨てられる布を新しい素材に生まれ変わらせ、新たな価値を作るアップサイクルという、サステナブルなモノづくりにも注目です。


個性豊かなバッグが所せましと並びます(画像提供:西武所沢S.C.)

このほか、衣料品の引き取り「ワールドエコロモキャペーン」や秩父野菜の即売会などもあり、リサイクルや地産地消など、どれもエシカル消費※につながるイベントでした。
※エシカルは倫理的という意味で「貧困」「環境破壊」「人権問題」などに配慮した消費のこと。「フェアトレード」「オーガニック」「障がい者の支援につながる商品」、「応援消費」、「伝統工芸」、「動物福祉」、「寄付付き商品」、などの消費の形がそれにあたります

「わたしたちが取り組むサステナブルパネル展示」

5Fのレストスペースには、西武所沢S.C.や所沢市のサステナビリティ活動を紹介するコーナーがあります。
そごう・西武が以前から取り組んできた、植樹・育樹につながる「グリーンラッピング」やザンビアのこどもに贈る靴の下取りサービス、妊産婦支援のためのオリジナルホワイトリボンバッジの販売などを、SDGsのゴールと関連づけて分かりやすく紹介。
なぜ取り組むのか、誰の役に立っているかを知ることで、アクションのきっかけになり、環境への向き合い方も変わってくるような気がしますね。


そごう・西武のサステナビリティ「世界を変えていく私のチョイス」

35歳の誕生日を迎えた西武所沢S.C.。この誕生祭は所沢市や地域団体と協力し、西武所沢S.C.だけでなく所沢市や地域の取り組みも知ってもらう機会にしようと企画されました。
所沢は再開発が進み、今後もショッピング施設、レジャー施設など新スポットが続々と誕生します。西武所沢S.C.は、それらとも連携しながら、所沢の街を盛り上げ、地域とともに未来につながるお店を目指しています。
「サステナビリティ」と聞くと少し壮大に感じますが、環境や社会に目を向けて、自分にできて心地よいと感じる行動から始めていくことが、大切なのかもしれませんね。

西武所沢S.C.
〒359-1198 埼玉県所沢市日吉町12-1
04-2927-0111(大代表)
https://www.seibutokorozawa-sc.jp/

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記事の執筆者プロフィール

かすみ Kasumi
往復3時間の通勤スタイルからほぼリモートワークにシフトし、生活圏所沢の魅力を再発掘中。 仕事も子育ても地域とのかかわりも楽しみながら、ワクワクする情報を発信します。 パン、あんこ、コーヒーが好き。SDGsの推進やサステナブルな暮らしにも関心が高い。

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