縦の糸はあなた横の糸…も同じにするとどんな柄の布が織りなされるか?【織物体験】


織物体験をしたことはありますか?私は何度かあるのですが、残念なのが一生懸命作った作品を意外と使わないままになっていること…。入間市文化創造アトリエ・アミーゴの「AMIGO!織物工房」なら、自分が作るものを決められて、自分のペースで作ることができると聞いて、行ってみました。今回は織物体験のリポートです。

2021年6月30日、7月14日取材 カケミヅ

 

 

▲数寄屋袋に挑戦?

先日アミーゴで染色体験をした帰り、(染色体験はこちらの記事でご紹介しております。https://tokorozawanavi.com/news-kakemidu20210621/織物工房に相談に行きました。私が作りたいのは茶道のお稽古で使っている数寄屋袋。(写真に写っている蓋つきの袋です。)実は私は不器用なくせに手芸はやってみたい!…どうせなら使うものを作りたい!という思いがあり、数寄屋袋だけは自分で作ることにしています。(現在の物も数年前に手作りしました。布は端切れで入手した土佐紬です。)私の「数寄屋袋が欲しい」思いと「機織り体験をしてみたい」思いは同時に実現するのでしょうか??

織物体験、スタートです。

織物工房にはいろいろなコースがありますが、今回体験したのは縦糸が元々張られている「高機(たかはた)」です。


▲張られている7種類の縦糸のパターンの中から好きな色や幅のものを選ぶことができます

横糸は自分の好きな物を選べます。

▲たくさんの色から選べますよ。(持ち込みも可能です。)


▲私が選んだ縦糸はこういうパターンでした。


▲横糸は好きなように織っていけるのですが、実は縦糸と同じパターンで入れていくと…


▲こんな柄になるそうです。長く織っていくとピンク、黄緑、水色の大きな格子が絡んでいくのですね!

私の作りたい袋がこの柄のどの部分で仕上がることになるのか、スタッフの方がとても考えてくださいました。


▲横糸の各色縦幅を半分にするというご提案も

結局、縦横同じ幅の柄にすることにし、私はピンク色が多く入るように織っていくことにしました。


▲まずは必要な色を糸車に巻く作業からでした。


▲糸を通して、踏みかえて、トントン…と何度も繰り返し唱えてくださいました。

この通りに口ずさみながらひたすらに作業をしていきました。

料金は機織り機によって長さで決まります。(元々張られている縦糸の幅によって料金は異なります。材料の持ち込みの場合は割り引きがあります。)必要な長さだけ織ることもできるし、料金の切れ目まで織って、残った布で別のものを作る、ということもできます。

私は料金の切れ目まで織ることにしました。

できました!


▲アイロンで形を整えて、


▲裏に芯を貼り、端にロックミシンをかけました。

実はここで気持ちが変わってしまいました。仕上がったものを切ってしまうのがもったいなくなってしまったのです。

スタッフの方に相談し、バッグを作ることに方向転換。最近では数寄屋袋とマスクくらいしか作ったことのない私にバッグなんて作ることができるでしょうか?

1日では仕上がらなかったので、工房にある材料のバッグの持ち手と内布を選んで次の予約をしました。


▲工房内にあった布の中から内布はパンダの柄を、持ち手はピンク色を選びました
この日は念の為キープしましたが、次回来た時に気持ちが変わっていれば持ち手も布も変更可能。持ち込みも可能です。

2週間が過ぎました。

作業に入る前にもう一度よくよく考えて、内布は持ち手と同系色の無地のものに変更しました。


▲最後まで悩みましたが、こちらに決定。


▲スタッフの方のアドバイスに従ってひたすら作っていきました。

できました!友人三名で参加して、一名だけは初志貫徹で数寄屋袋を仕上げました。余った布でスマホケースやコースター、栞などを作り、何一つ無駄にしない仕上がりになりました。


▲機織り機の前で記念撮影(左2つ:トートバッグ、右:数寄屋袋、スマホケース、コースター

左が私の作品です。10時〜14時半を2日間。材料費、指導料込みで4000円ほどで完成しました。


▲敷地内の山茱萸(さんしゅゆ)の木にかけて記念に写真を撮りました

結果、作品は変わりましたが織り上げることはできました。またいつか別のものを作りたいと思っています。

織物体験・講座のご案内

※最新の開催状況につきましてはホームページなどでご確認ください。

開催日 水・金・土曜日 10:00〜14:30
※体験内容により開催日が変わることがあります。詳しくは工房にご確認ください。

手織り【高機(たかはた)・卓上機】…ランチョンマット・タペストリー・バッグ作り、裂き織り、ストールなど。(※家で眠っている卓上機の持ち込みの相談もできます。)
手紡ぎ(てつむぎ)…紡毛機で羊毛を紡いで糸を作ります。紡いだ糸で織ることもできます。
フェルト…ふわふわの羊毛をフェルトにし、作品を作ります。
子ども手織り・フェルト体験(小・中学生)…高機でランチョンマット作成・スクワッチ織りなど

見学大歓迎!(今回のリポート前にもじっくり見学させていただき、相談にも乗っていただきました。)

申し込み
随時受け付け
(事前予約は電話・来館どちらでも)

施設情報

入間市文化創造アトリエ・アミーゴ
【住所】埼玉県入間市仏子766−1
【電話】04−2931−3500
【入間市文化創造アトリエAMIGOホームページ】https://i-amigo.net
【織物工房のFacebook】アミーゴ織物工房



記事の執筆者プロフィール

カケミヅ KakemiduPRO
高知で生まれ育って2018年に埼玉に引っ越してきました。所沢なびライターとしてふるさとの文化についてご紹介できるようになれればと思っています。趣味はiPadでイラストを描くことです。

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