北条義時の生涯を知れば日本史の特徴が分かる!井沢元彦さんが教えてくれたこと〜歴史って面白い〜【角川アカデミア森の学校】



2022年4月、KADOKAWA所沢キャンパス イベントスペースで開講される特別講座【武蔵の国から日本を見る(全5回)】に先立ち、講師である作家の井沢元彦さんにたっぷりお話を伺うことができました。学生時代歴史の成績がとても悪かった私。今回の取材をきっかけに苦手なのは「歴史」そのものではなかった事が分かり、まさに目から鱗が落ちるような経験をしました。

 

【目次】
1.井沢さんに聞いてみた
①「北条義時と鎌倉幕府ー日本史最大の分岐点」について聞いてみた
②「渡来人の到来と巨大古墳の誕生ー北条の大地の開発」について聞いてみた
③歴史が苦手な人でも特別講座の受講は可能ですか?

2.YouTube「井沢元彦の逆説チャンネル」見てみた
①YouTube「井沢元彦の逆説チャンネル」を見て分かったこと〜苦手なのは「歴史」そのものじゃなかった!〜
②至れり尽くせりの井沢さん〜2000年ほど続く日本の歴史、今更どこから学べばいいの?〜
3.KADOKAWA所沢キャンパス イベントスペースで開講される特別講座【武蔵の国から日本を見る(全5回)】のご案内
4.関連過去記事〜受講される方におすすめの「所沢なび」人気記事〜
5.おまけ〜井沢元彦さんがあの名刺を使うてくれゆうぜよ(感謝!)〜

 

1.井沢さんに聞いてみた

①「北条義時と鎌倉幕府ー日本史最大の分岐点」について聞いてみた

 「外国にはない日本の歴史の最大の特徴を語るとすれば、北条義時を語れば良い。」と井沢さん。

 「義時は天皇になることもできた。なぜなら後鳥羽上皇が義時追討の院宣を出したから。天皇を倒して自分が天皇になることもできたのに、そうしなかったところがまさに日本史最大の分岐点。『日本史最大の特徴』は鎌倉時代にあるんです。

 他の国だったら天皇を滅ぼして自分が天皇になる道を選ぶのに、日本はそうしない。それが日本史の特徴なんです。」

▲【日本史の極意①】鎌倉時代はキーポイント!?キーワードは回り道!!

井沢さんは歴史が苦手という私に「一つの時代にだけ詳しくなってもだめ。」と教えてくれました。「木を見て森を見ず」と同じだと。「特定の時代だけに詳しくなるのではなく、全体を見ましょうよ。」と。

②「渡来人の到来と巨大古墳の誕生ー豊穣の大地の開発」について聞いてみた

「武蔵の人は善良な人が多い。」と井沢さんは断言しました。
(私はこれ、諸手を挙げて賛成します。40年以上四国で過ごし、武蔵の国歴丸4年の私。武蔵の人の良さをヒシヒシと感じているんです!)

「徳川家康みたいなことをしないと天下は取れない。武蔵の人には狡賢さがない。それはいいことでもある。昔から大和朝廷は武蔵の国の人を信頼していた。その証拠が巨大古墳。
 
象徴が稲荷山古墳の鉄剣。鉄は当時の最先端技術。書かれているのは『我々はいかに中央の天皇に忠実だったのか。』ということ。鉄剣は貰ったにしろつくったにしろ中央との強いパイプと信頼関係が推測される。」

武蔵の人は善良だから信頼されていたのか…フムフム…と納得したものの、そう言えば…と思い、改めて「巨大古墳はどうして誕生したのですか?」と聞いてみました。

「巨大古墳は勝手に作ることはできないんです。朝廷の許しが必要ですし、そもそも技術者を中央から派遣してもらわないと作れません。」


▲これだけの古墳があるということは大和朝廷から信頼されているということ、武蔵国は特別だったんですね(筆者2019年12月撮影)

武蔵の国の人々は純朴…だから騙される。比企能員のように…と、鎌倉時代のエピソードをあちこちに散りばめながらのお話でした。

③歴史が苦手な人でも特別講座の受講は可能ですか?

私がした3つ目の質問は「私みたいな歴史が苦手な人でも特別講座を受講することができますか?」

井沢さんは「大丈夫!そのためにテーマを義時にしたのです。」理由は勿論「日本史の最大の特徴」が分かるから。

特別講座はオンデマンドでの受講も可能ですが、「生の交流がいい」と井沢さん。直接お会いできた私も、生でお話を聞くことをお勧めします。

2.YouTube「井沢元彦の逆説チャンネル」見てみた

①YouTube「井沢元彦の逆説チャンネル」を見て分かったこと〜苦手なのは「歴史」そのものじゃなかった!〜

帰宅後すぐ「井沢元彦の逆説チャンネル」を見ました。

▲【逆説の日本史】ついに始まる!井沢元彦の逆説チャンネル
これは…衝撃でした。
きっと私と同じ思いをする人は少なくないはず。
「歴史」に苦手意識を抱いている方…。苦手なのは「歴史」ではなく「暗記」ではないですか?
私は人の名前や顔を覚えるのが苦手です。数字を覚えるのも苦手…。

大人になって数十年。今更偉人の名前や年号を無理に覚える必要もないのに、苦手意識で遠ざかっていた歴史…。勿体無いことをした、と思いました。

2022年現在25巻出版されている『逆説の日本史』、25冊はちょっと…ハードルが高い…、やっぱり歴史を苦手なまま人生を終えるのでは…なんて思っていたところ、動画内で井沢さんがその部分に触れました。

②至れり尽くせりの井沢さん〜2000年ほど続く日本の歴史、今更どこから学べばいいの?〜

25巻もある『逆説の日本史』、「どこから読んでいいか分からない」「活字は苦手」という人のために、ダイジェスト版的な本や漫画も出版されています。

YouTube「【逆説の日本史】ついに始まる!井沢元彦の逆説チャンネル」で紹介されている書籍

●『日本史の真髄』(小学館新書)
●『コミック版逆説の日本史:戦国三英傑編』(小学館)
●『コミック版逆説の日本史:江戸改革編』(小学館)
●『コミック版逆説の日本史:幕末維新編』(小学館)

電子版もあるので、私もポチッとしてすぐ読み始めました。今年は鎌倉時代の大河ドラマや平家物語のアニメにも親しんで、歴史好きになれそうです。

●YouTube井沢元彦の逆説チャンネル▶︎https://www.youtube.com/channel/UC4v4zuLLSGUTnr8YG2SYBjw

3.KADOKAWA所沢キャンパス イベントスペースで開講される特別講座【武蔵の国から日本を見る(全5回)】のご案内

※本講座は、会場受講のほかオンデマンド配信受講も可能です。詳細・お申し込みはこちらから。⏩https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/other/academia.html
【回 数】 全5回
【受講料】 19,250円(税込) ※5回通しての受講料になります。
【日にち】 2022年、4/16、5/21、6/18、7/16、9/17 土曜日 14:00~15:30
【会 場】 KADOKAWA所沢キャンパス イベントスペース
講座の内容はこちらの記事でもご覧いただけます。
●シリーズ累計572万部作家【井沢元彦さん】待望の特別講座!第1回目は今話題の北条義時【角川アカデミア森の学校】▶︎https://tokorozawanavi.com/event-kakemidu20220329/

■講師紹介
井沢元彦(いざわ もとひこ)
作家。1954年2月1日、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS入社後、報道局記者時代に『猿丸幻視行 』にて第26回江戸川乱歩賞を受賞。31歳で退社し、以後作家活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の 世界を開拓し、週刊ポスト連載の「逆説の日本史」は1,300回を超え、近現代史に入っている。近年は「逆説の 世界史」の執筆にも取り組んでいる。主な著書に、『言霊』『穢れと茶碗』『隠された帝』『逆説の日本史』(古代黎 明編から既刊26巻、コミック版も3巻まで刊行中)『世界の[宗教と戦争]講座』『恨の法廷』『信濃戦雲録』『英傑 の日本史』シリーズなどがある。

 

4.関連過去記事〜受講される方におすすめの「所沢なび」人気記事〜

受講される方、東所沢周辺の情報は所沢なびでも検索してくださいね(笑)
●サクラタウンここが面白すぎ!絶対チェック 「角川武蔵野ミュージアム」
▶︎https://tokorozawanavi.com/news-narita20201104/
●「YOT-TOKO」開館しました!所沢エリアの観光と物産の魅力発信!
▶︎https://tokorozawanavi.com/tokomall_yot-toko2021528/
●所沢で一番新しい「東所沢商店組合」がクラウドファンディング
「それでも負けない!まちづくりのために」
https://tokorozawanavi.com/shoppingstreet_higashitokorozawa20210922/
〜所沢なび人気”ひがとこ(東所沢)”グルメ記事〜
●東所沢に去年にオープンした人気のうどん屋さん(※2020年公開の記事です)
▶︎https://tokorozawanavi.com/sreport-kantarou20200207/
●東所沢で神奈川県のご当地グルメが味わえる?!
▶︎https://tokorozawanavi.com/sreport-seiran20200401/
〜井沢さんも気になる?所沢のお酒の情報〜
(※所沢のお酒「ゆめところ」は「ところまん」という名前に変わりました。)
●その昔、所沢に酒造所があった!
▶︎https://tokorozawanavi.com/bun20170307/
●ゆめところ新酒完成祝賀会のご案内
▶︎https://tokorozawanavi.com/news20190131/

5.おまけ〜井沢元彦さんがあの名刺を使うてくれゆうぜよ(感謝!)〜

井沢元彦さんの名刺を受け取って、びっくりしました!高知県人として感動しました。

▲井沢元彦さんは高知県の観光特使でもあるのですね!
これは有川浩さんの小説「県庁おもてなし課」の題材になった「高知県観光特使」の名刺!実物を見るのは初めてでした。(※リョーマの休日 自然&体験キャンペーンは終了しております。)

有川浩さんの小説「県庁おもてなし課」の舞台は高知県庁。有川さんが出身地である高知県から観光特使を依頼された体験から書き起こされたものです。

2013年に映画化。錦戸亮さん演じる高知県庁職員「おもてなし課」に所属する「掛水君」(笑)が主人公なんですよ。


(※「高知県庁観光振興部おもてなし課」は、2022年4月より「高知県観光政策課おもてなし室」となっております。)


高知県吾川郡仁淀川町(あがわぐんによどがわちょう)にルーツを持つ「掛水」という苗字はネットで検索すると「安徳天皇より拝領した」などという由来が出てくることがあります。「壇ノ浦の合戦の後生き延びた安徳天皇が高知県で生活をした」のが大前提なので、俄には信じ難いのですが、いつかの時代誰かがなんらかの理由でこんなことを言い始めていまだに残っていることも歴史のひとつ。歴史って面白いですね。



記事の執筆者プロフィール

カケミヅ KakemiduPRO
高知で生まれ育って2018年に埼玉に引っ越してきました。所沢なびライターとしてふるさとの文化についてご紹介できるようになれればと思っています。趣味はiPadでイラストを描くことです。

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