あの選手が大覚醒!? シーズンの締めくくり “LIONS THANKS FESTA 2023”


シーズンを締めくくる一大イベントとして毎年恒例のライオンズサンクスフェスタ 。11月26日(日)に “LIONS THANKS FESTA 2023” と称して開催された今年のテーマは、ズバリ「学園祭」!
 
いったいどんな内容だったのか、今回はメインステージの模様を中心にレポートしたいと思います。
 
若獅子の朝は早い。
 
11時30分のオープニングセレモニーに先立ち、狭山スキー場と西武球場前駅の2か所でイベントが行われました。
 
ベルーナドームのお隣、狭山スキー場で朝9時から行われたのは「山田陽翔投手と雪合戦!」。山田投手がちびっ子たちと本気で雪合戦に挑みます。事前に「全部避ける」と意気込んでいた山田投手でしたが、甲子園通算11勝という素晴らしい実績を持つピッチャーもちびっ子たちの前に4戦全敗。
 
イベント終了後、山田投手は「めちゃくちゃいい玉を投げる子が何人もいたので、日本の将来は明るいなと思いました」と、バンバン当てられたことを朗らかに笑ってごまかしていました。
 

 
10時前からは選手がベルーナドームの最寄り駅・西武球場前駅の1日駅員として構内アナウンスを担当する「羽田慎之介投手と西川愛也選手が駅員体験!」を実施。
 
ファンの間で自由な性格の持ち主として知られる羽田投手。この日も集まったファンに突然「調子はどうだーっ!」とシャウトしたり、イベント中にも関わらずサンクスフェスタに訪れていたご両親と一緒に写真を撮ったりと順調に自由でした。
 
それにしても高身長の2人が並んだ姿はKポップアイドルのようなカッコよさ! 実力はもちろん人気面でもこれからのライオンズを引っ張ってくれる逸材と言えそうです。
 

 
メイン会場となるベルーナドームでは『LIONS PERFORMERS LIVE SHOW』を経ていよいよオープニングセレモニーが開始。
 
今年のテーマは「学園祭」ということで、選手たちは昨年大好評だった「獅立(しりつ)ライオンズ学園」の生徒に再び扮し、5つの組に分かれます。そして様々な部活動を行ったり模擬店を出したり、なぜか体育祭まで開かれるという盛りだくさんな内容となっています。
 
蛭間拓哉選手とおもしろ瓶底眼鏡の渡邉祐太朗投手の浦和学院同学年コンビによる選手宣誓により、いよいよサンクスフェスタ2023スタートです!
 

 
まずはクイズ部。箱の中身を当てるお馴染みのゲームでは、魚のオモチャにわざわざぬめりや臭いをつけるというスタッフの謎のこだわりが炸裂。
 
応援部では「片思いの男の子に気持ちを伝えられない」と相談にやってきた8歳の女の子にベルーナドームに集まった全ての人がキュンとしました。
 
放送部では、金子侑司選手が早口言葉や実況でズバ抜けた能力を発揮。意外な新境地を開拓した金子侑司選手。足だけでなく口の回りも速いようです。
 

 

 

 
そしてシーズン中に髙橋光成部長と今井達也副部長によって設立され、グッズが発売されるほど話題になったロンゲ部。今回はその入部試験が行われた訳ですが……
 

 
いったい何事でしょうか? インパクトしかありません。そして会場からひと際大きな歓声が上がったのがこちら。
 

 

 
昨年は綾波レイのコスプレで話題をかっさらった佐藤隼輔投手ですが、今年は「彼氏のちー」こと隅田知一郎投手とカップルで登場です。ナチュラルに恋人繋ぎです。パスタも食べさせてもらっています。食べさせている彼氏のほうが嬉しそうです。「お幸せに!」としか言いようがありません。
 
さて、今年も大波乱の体育祭です。
 
あくまでゲームなのですが、そこは負けず嫌いの選手たち。綱引き、玉入れ、障害物競走とどんな競技も真剣勝負。
 
今回の玉入れでは、敵チームの選手が背負ったカゴに玉を入れなければいけません。しかし逃げ回る選手の運動神経が抜群すぎて、カゴに入った玉の数が全ての組を足してもたった2個という衝撃の結末に。しかし逆に、プロアスリートの運動神経の秀逸さを証明する出来事だったと言える……かもしれません。
 

 
障害物競争では、ここでも新境地を開いた金子侑司選手が大活躍。出身地・京都の舞妓さんかってぐらい顔面真っ白! あのイケメンキャラがここまでやる!? 
 

 
当然、今年のMVPは金子侑司選手でした。まったく予期せぬタイミングでの金子侑司選手の大覚醒! 来シーズンへの覚悟のほどが伺えます。期待大!
 
サンクスフェスタ2023では、獅立ライオンズ学園の催し以外のイベントも行われました。

埼玉西武ライオンズジュニア 出陣式


 
12月26日から28日にかけて、明治神宮野球場と横浜スタジアムで行われる「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023」に出場する埼玉西武ライオンズジュニアチームの出陣式が行われました。現ライオンズの蛭間選手や羽田投手もライオンズジュニア出身。この中に必ず将来のライオンズを背負って立つ逸材がいます。今からぜひチェックしておきましょう!

2023ドラフト新入団選手発表会

 

 
3球団競合の末、松井稼頭央監督自らが当たりくじを引いたドラフト1位の武内夏暉投手始め今年のドラフト新入団選手が勢ぞろい。みなそれぞれに「球界No.1投手」「絶対的投手」など頼もしい目標を掲げてくれました。来年の活躍に今から期待が膨らみます。

引退セレモニー


 
今季で引退を発表した中熊大智選手、齊藤誠人選手、出井敏博選手のセレモニーが行われました。お別れは寂しいけれど、こうしてきちんとお別れの場を設けられることは幸福なことなのかもしれません。3人はいずれも球団に残り仕事をするとのこと。引退後もライオンズに関わることができると聞いてホッとする思いです。
 
サンクスフェスタ2023は、コロナ以降久々の復活となったサインボールの投げ入れとジェット風船で締め。楽しかった一日が幕を下ろしました。
 

 
クロージングセレモニー後にはメディアに向けて松井稼頭央監督とドラフト新入団選手による会見が行われました。

松井稼頭央監督

「新入団選手はみんな『こういう選手になりたい』っていう気持ちをしっかりと持ってくれているなと思いました。今後その目標に向けて、どう取り組んでいくか。どう積み上げて、積み重ねていくか。考えながら頑張っていってもらいたいと思います。」

武内夏暉投手

「寒い中でのユニフォームのお披露目になりましたが、温かい拍手で迎えられて嬉しかったです。21番の背番号のユニフォームの着心地はとてもよいですが、歴代の先輩レジェンドの番号なので重みを感じています。(以前、会見でサウナ部に入部したいと言っていたが)今日は現役選手のみなさんとは挨拶程度で、サウナ部入部志願はできませんでした(笑)。入寮した時に改めて志願します(笑)」
 
新戦力を迎え、ライオンズは早くも来年のスタートを切りました。今季の悔しさを胸に監督、選手とも来季は必ず巻き返してくれることでしょう。ライオンズ黄金期の再来を夢見つつ、LIONS THANKS FESTA 2023のレポートを終えたいと思います。


この記事を書いた人

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浮間六太 Ukimarotta

埼玉西武ライオンズの試合をホーム、ビジター合わせて年間100試合以上生観戦するライオンズ熱愛者。この溢れるライオンズ愛をみなさんに無理矢理お裾分けすべく、思い入れと思い込み全開のライオンズ情報をお届けします!

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