心理学を取り入れ、やる気も成績もアップ!不登校のお子さんや大人の自習室としても。居心地のいい塾【DEKOboko】


「人を大事にしよう」 が合言葉 全く新しい視点を当たり前にする塾
-新所沢「学習塾 Co-learning park DEKOboko」-

新所沢駅近にある「学習塾 Co-learning park DEKOboko」は昨年開業した塾です。学習塾として勉強を教えるだけでなく、一般的な塾のあり方とは一風変わった部分も……。どんな塾なのでしょうか?
 

学校に行っているお子さんもそうでないお子さんも、大人も子どもも来られる「居場所」としての学習塾

「学習塾 Co-learning park DEKOboko」は昨年開業し、現在小学生から50代の方まで、多世代の方が通う塾・自習室として運営されています。


▲自習室


▲机にも椅子にもなる不思議な什器

従来の学習塾のように、生徒さんの成績や偏差値、すなわち「数値化しやすい学力(アカデミック・スキル)」に着目した指導はもちろん、思いやりや粘り強さ、コミュニケーション能力やストレス対処能力といった、生徒さんが元々持っている「数値化しにくい生活能力(ソーシャル・スキル)」にも目を向けてくれるのが特徴です。


▲トイレ上にあるサインは生徒さん作

つまり、いわゆる成績アップのため、受験勉強のためとしての塾としても機能していますし、また本人の特性や学校環境から勉強したくても学校に行けないというお子さんのための居場所としても機能しています。不登校のお子さんとも、コミュニケーションを取りながら本人の取り組めるものを吟味し、やる気を引き出し、学習を進めます。
通っているお子さんたちからはこんな変化が見られているそうです。


・親御さんに自分の気持ちを伝えられるようになった。
・学校に復学した。
・新しいやりたいことが見つかった。
・勉強の「べ」の字を聞くと嫌がっていたが、自分でテキストを開いて勉強する機会が増えた。
・英語が苦手だったが長文が読めるようになった。笑顔が増えた。
・英語のスペコンの点数がこれまで1桁しかとれなかったのが89点に。
・トータルの偏差値が40台前半から50台になった。
・第一志望校に合格した。

どうして、このような変化が起きているのでしょうか?
その理由は心理学をベースとした指導方法にあります。


▲音楽好きなスタッフ・生徒のためにこんなコーナーも用意
 

「やる気を引き出す?!コミュニケーション方法」とは……

代表の熊谷歩真さんは塾講師歴11年。学生時代は21歳の時に一度大学を中退しますが、その後アルバイトとして塾講師の現場で働く中で心理学的な観点からの指導も大切ではないかと考え、23歳の時に臨床心理学を専攻して大学に入りなおします。心理学の知見を活かした指導を行ううち、生徒が伸びるかどうかは講師と生徒との関わりが関係していると実感。27歳で大学院にも入学、教育現場での心理学的アプローチを確立すべく研究に専念し、修士論文を書き上げました。
実務も研究も経たことで、生徒への指導方法に確信が持てたこともあり、開業に至りました。


▲DEKObokoの先生たち。左から代表の熊谷歩真さん、尾崎圭太さん、吉田陽さん、瀧上彩斗さん。

熊谷さんの研究は簡単に言えば、どんなコミュニケーションを取れば生徒が勉強に取り組み易くなるか、ということです。しかしながら、それをテクニック的に行うだけでは限界があり、カギになってくるのは指導する側の「在り方」なのです。
DEKObokoではスタッフに対し、その「在り方」の部分も共有。どのスタッフも生徒を適切な方法で導けるような仕組み作りを行っています。

指導する側の「在り方」が指導される側にどう影響するか。
これは子育てをしていても同じことが言えます。
「勉強しなさい」と声掛けするだけでは動かない子どもを動かすためには、声掛けの内容だけでなく、究極的には親の「在り方」に目を向ける必要があるのです。
では、指導する側・親はどういう「在り方」でいればよいのでしょうか?

個別具体的に聞きたい場合はDEKObokoの教育相談支援・カウンセリングの利用をおすすめします。
また、12月16日(日)に行われるDEKObokoの一周年祝いをかねたイベントでも参加者の皆さんに伝えてくれるそうです。お子さんの勉強への取り組みや不登校にお悩みの方、発達に関する疑問をお持ちの方、またDEKObokoという塾に興味を持った方にぜひ参加していただきたいです。
きっと、熊谷さんはじめスタッフの皆さんが悩んでいる方の味方になってくれると思いますよ!
※詳細は記事末をご覧ください。


▲誰でも自由に閲覧できる本。ほとんどがスタッフの私物。ビジネス・心理学・小説……様々なジャンルの本がある。
 

利用者の一人、Aさんから見たこの塾とは?

多世代交流を旨としている同塾では、子どもだけでなく大人も利用しています。
その中の一人、Aさんは現在休職中。ここに通い、日々読書や勉強を通じご自身の学びを深め、また熊谷さんをはじめとした塾のスタッフさん達と交流しながら、社会復帰を目指しています。今回、この塾の良さを伝えたい、と一利用者ながらも取材に参加してくれました。
「もともと、我が家は普通の家族だったんです」
子どもが不登校になったことがきっかけで情報収集を行う中、この塾を知り、まずは自身がここに通い始めたというAさんはこう切り出しました。
「普通の家族だと思っていたのが、コロナ禍をきっかけに、子どもも私も家に居る時間が長くなり、歯車が狂ってしまいました。そもそも会社でストレスを抱えていた私は、子どもとの接点を全く持てていなかった。口を開けば『勉強しろ』『ちゃんとしろ』と言うばかりだったんだと思います。家にいることが多くなったことで、適切なコミュニケーションが取れていなかったことが露呈し、妻も、子どもも私に背を向けました。やがて子どもが不登校になり、自分自身も体調を崩し、休職を余儀なくされました」

ステイホームが叫ばれたコロナ禍に、家族の在宅時間が長くなり、とことんまでこじれてしまったという家族の関係。
Aさんは、今となっては「本来ならここまでこじれる前に、前向きな接し方をするべきだった」と話します。
Aさんは”なまけている”ように見えた子どもに対し接し方が分からず「勉強しろ」としか言うことができなかったのです。

「親が子どもを教育するやり方って教えられていない。だから自分の親が自分にどう接していたかを踏襲してしまう」
この塾に通うようになり、熊谷さんらと話すうち、自身の根底にあるものに向き合えたというAさん。
それは「学歴コンプレックス」だったそうです。
もともとAさんの中にあった劣等感。「自分の子どもには同じ思いをさせたくない」という気持ちが強かったからこそ、Aさんは子どもに強く当たってしまったのです。
いまでは、親の接し方次第で子どもは変わることを痛感し、それを多くの人に知ってほしいと感じているそうです。


▲最近設置されたという「ととのいスペース」は早速生徒に人気の席となっているそう。
 

祝・一周年記念のイベント行います!
「学習における子ども理解と関わり方 〜心理学的観点から我が子を支援する〜」

DEKObokoでは開業一周年を記念し、誰でも参加できるイベントを予定しています。
心理学的観点からお子さんの学習を支援するための理解や関わり方をお伝えします。

●テーマ
・年代別の子どもの捉え方
・年代別でのコミュニケーションの取り方
・支援者としての在り方
についての簡単なお話とディスカッションをメインに進めていきます。

<代表・熊谷より>これまでの日々の中で、「学習面について我が子とどう関わればいいのか分からない」というお声をたくさん受けてきました。こうした問題には最終的には一般化せず、個別具体的にその対応を検討すべきだとは思いますが、それでもまずは一般論として、そうしたお悩みにお答えするにはどういった事を考えたら良さそうなのか、心理学的な知見をベースにみなさんと一緒に考えながらぜひ進めていければと思っております!

●日時
12月16日(土) 11時~12時

●会場
学習塾 Co-learning park DEKOboko

●参加費 
無料

●対象
小学生・中学生のお子さんをお持ちの方

●人数制限あり。詳しくは下記URLからご確認下さい
https://co-learningpark.com/news/%e3%80%90%e7%a5%9d%e3%80%91%e7%89%b9%e5%88%a5%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc%e8%a1%8c%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%ef%bc%81%ef%bc%81/
 

■スクール詳細


学習塾 Co-learning park DEKOboko
所在地:埼玉県所沢市松葉町2-22 矢島ビル4階
アクセス:西武新宿線 新所沢駅より徒歩1分
公式サイト:https://co-learningpark.com/
お問合せページ:https://co-learningpark.com/contact/
公式ラインからも連絡が可能です。

 

代表:熊谷 歩真 プロフィール
1992年生まれ。株式会社DEKOboko代表取締役。東京大学大学院修了。専門は臨床心理学、発達心理学、対人支援論、学習環境論など。これまで不登校や学習支援など、100名以上の方の教育に関する相談支援に従事。保護者の方や学校の先生に向けた講演活動も多数。塾講師歴11年。2016年より子ども食堂を立ち上げ、約6年間代表も務める。座右の銘は、「できない理由より、できる理由を」、「どうせやるなら楽しく」、「世間虚仮」。生徒たちからは、変わり者で恋バナ多めと評されている。あだ名はくまちゃん。

 

募集中の授業コース紹介

【DYLコース】
アカデミック・スキル(成績・偏差値)の向上
平日17:00~21:00
対象:中1・2・3、高1・2・3

【FYLコース】
不登校生が通える場の提供
平日13:00~16:00
※ご要望により10:00~開校も可。
※長期休暇中は13:00~16:00のみ。
対象:学校に通っていない小中高大学生


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