所沢の緑に包まれて 地元の恵み 和×フレンチを楽しむ 「カジュアルオーベルジュ樹樹」
狭山湖畔に泊まれるレストランができたと聞いたのは、今年の夏のこと。三ヶ島地区にどんなおしゃれなエリアができたのか、噂を聞いて訪れてみることにしました。
狭山湖畔入口から、曲がりくねった坂道をのぼっていくと、どこかのリゾート地を思わせる景色が広がります。緑に囲まれゆったりとした敷地の中に佇むが建物。ここが「カジュアルオーベルジュ樹樹」です。
オーベルジュとはフランス語で「宿泊できるレストラン」のこと。その土地の食材を使った料理とそれに合うワインなどが味わえ、旅先で経験するような非日常を感じられるレストランです。
ここは里山とも呼ばれる緑豊かな場所。こんな自然も所沢の魅力の一つですね。狭山湖沿いをサイクリングや散歩をした後に立ち寄って食事やお茶をするのもいいですね。
建物に一歩足を踏み入れると歴史の息遣いが聞こえるようなクラシックホテルの雰囲気を感じます。
ゆったりと個室に通されました。
とても広々して贅沢な気分です。窓からは緑が見えて落ち着きます。
珍しいなと思ったのがこちらの小上がり。
大人はゆっくりと時間をかけて楽しみたい、幼い子どもは長い時間おとなしく座っているのが難しく、時には早く帰りたいと言い出します。そんなとき、ここで遊ぶことができれば大人も安心できますね。
さて何を注文しよう、ランチのメニューがこちら。
私たちは、ランチAとランチCをいただきます。ランチセット(前菜サラダプレート&ドリンク)にデザートもつけました。
まずは前菜のサラダプレート。
野菜は地元所沢産。鮮やかなにんじんは、甘みと酸味のバランスがよく、パテはワインとよく合いそう。
こちらがランチAの「プーレ・ア・ラ・クレーム(若鶏のさっぱりクリーム煮仕立て)」
肉厚でしっかりした歯応えの鶏肉。玉ねぎとほうれん草の歯ざわりも良いですね。
一緒に出てくるパンは、地元にファンの多い「ベーカリー・イングランドストリート」(所沢市山口)のバケットとトマトが練りこまれたパン。料理に合うよう特別に作られたものだそう。
ランチCは「所沢牛」のゆめところと赤ワインの煮込み。
生産量が少なく幻のブランド牛と呼ばれる「所沢牛」。これを所沢の米から造られる純米酒「ゆめところ」と赤ワインで煮込んだ逸品。肉質が柔らかく、ほろっとした口あたりながら噛み締めるほどに肉を食べているという実感がわいてきます。
野菜は、里芋、じゃがいも、にんじん、アスパラガスなど。芋類は表面がカリっと香ばしく、中はほくっとしていて、太いアスパラや人参は柔らかく甘さが口の中に広がります。
デザートはこちら、「和栗のパイとバニラアイス」
パイ生地にほどよい甘さの和栗のペースト。バニラアイスとの相性は言わずもがな。香ばしいナッツとキャラメルのソースを絡めて口にすれば、濃厚さの中に秋を感じることができました。
ごちそうさまでした。
ゆっくりとした時間を気の合う仲間や家族と過ごすために、わざわざ訪れたいレストランです。
オーベルジュという名前のとおり、ここは宿泊ができます。遠方に住む家族や友人が来た時に、一緒に食事をしてそのあとゆっくり泊まってもらうというのもいいですね。
ビジネスの活用も見据えてミーティングやコワーキングスペースとしてのプランもあります。オフィスとは違う空間で普段と違うエッセンスが加わり、新しいアイディアが生まれるかもしれません。
これからドッグランやキャンプなど体験エリアもできる予定だとか。ここが所沢の里山として多くの人に認知され、自然✖️食の魅力の発信地になることが期待されます。
また、カジュアルオーベルジュ樹樹では、定期的にイベントがおこなわれ、12月15日(日)には、「街コン」ならぬ「樹樹コン」が開催されるとのこと。
所沢近郊に住む30〜50代を対象にしたラグジュアリーな大人の出会い。和×フレンチの料理とお酒、さらにアカペラライブでクリスマス気分も高まるのではないでしょうか。所沢駅からの送迎があるのもいいですね。詳しくはチラシ↓をご覧ください。
店名 : カジュアルオーベルジュ樹樹
住所 : 359-1164 所沢市三ケ島1-215-4
電話 : 04-2997-9288
サイト: https://casual-auberge-jusjus.com/
公式ライン:https://lin.ee/RONtESl