カフェでゆっくり味わえて、手土産にもちょうどいい 【東所沢】甲賀米粉たい焼き Taiyaki Cafe
いよいよたい焼きの季節がやってきましたね。
100年以上の歴史があり、老若男女に愛され続けているたい焼き。
一言でたい焼きといっても、味も形もさまざまです。
今回紹介するのは、東所沢にお店を構える「甲賀米粉たい焼き」。その特徴をお店の雰囲気とともにお伝えします。
甲賀米粉たい焼きとは
滋賀県で生まれた甲賀米粉たい焼き。忍者の街、甲賀の名にちなみ、「手裏剣」と「刀」があしらわれ、丸みのあるかわいいフォルムをしています。ぽてっとした口元とまんまるの目は愛嬌がありますね。
生地には米粉が使われ、外側がパリッと、中はもっちりとする米粉ならではの食感が特徴です。米粉はグルテンフリーなので、小麦粉を控えていたり、体質に合わない方にも喜ばれますね。
たい焼きをカフェスタイルで
たい焼きカフェ(Taiyaki Cafe)ではこのたい焼きを、広々としたイートインスペースでゆっくり味わえます。
たい焼き屋さんというと店頭販売のみがほとんどですから、カフェスタイルというのは珍しいかもしれません。
イートインスペースは、テーブル、カウンター、小上がりの全20席。
靴を脱いでくつろげる小上がり席は、小さなお子さん連れのお客様から好評です。
それでは、お昼ご飯をかねてゆっくりといただくことにします。
こちらは9月に発売開始した、たい焼きサンドの「BLT」と「チキン南蛮」。軽食にぴったりなサンドウィッチ感覚のたい焼きです。
「チキン南蛮」は甘辛いチキンに酸味のあるタルタルソース。ほんのり甘い生地との調和がいい。
「BLT」はフレッシュな野菜と香ばしいベーコンがさっぱりしていて、食欲のない朝でもこれならパクパクいけそうです。
オーナーの石塚さんによると、このたい焼きサンドの開発にはかなりの時間を要したとのこと。具が落ちないように下側をしっかり閉じ、上部はパカっと開くようにする焼き方を時間をかけて試行錯誤したそうです。
続いてはデザートタイプのたい焼きサンド。
こちらが秋らしい「渋皮栗とつぶあん」。
映えますね〜。ホイップと栗が存在感たっぷり、つぶあんは画像では見えませんが下にちゃんといます。
「林檎とカスタード」がこちら。
ホイップの上にはシャキッとした歯ごたえのあるりんご煮。シナモンが良い香りです。カスタードクリームも画像では見えませんが、下にちゃんといます笑 。
軽食でもおやつでも、コーヒーやお茶を飲みながら、ゆっくりとたい焼きタイムを過ごしてみてはいかがでしょう。
定番メニューを持ち帰り
バラエティ豊かなたい焼きサンドに、新たな発見と満足感がありましたが、たい焼き好きの私はやはりシンプルなあんこを食べずにはいられません。さすがにお腹にもう入らないので、定番メニューをテイクアウト。
お店の一番人気はやはりつぶあんだそうです。
袋がかわいいですね。
食べ歩きにピッタリなので、たい焼き片手に東所沢公園や「KADOKAWA」へぶらりと散歩するのもいいかもしれません。
「十勝産つぶあん」やっぱりこれが安定のおいしさです。
「カスタード」温かくても、冷めてもおいしく食べられるようさっぱりとした味になっています。
「焙煎黒ごまあん」黒ごまあんは、普段自分からあまり選ばないのですが、食べると口の中にごまの香りが広がり、リピートしたくなる美味しさでした。
「腹ペコ」ってなに?
定番メニューの一つにある「腹ペコ」
よく見ると具なしと書いてあります。つまり、中身のない生地だけのたい焼き。
生地が美味しいのでそれを感じて欲しいとメニューに加えたそうです。
「腹ペコ」というネーミングがかわいいですね。
あんこ好きの私には、あんなしのたい焼きを買う場面が想像できなかったのですが、意外にもいくつも売れるときがあるそうです。
そんな私も、物珍しさに「腹ペコ」を購入。
何を入れようか考えたあげく、ハムとチーズというオーソドックスな具材を選びました。軽くトーストして朝ごはんにしたら、小学生の子どもが大喜び。次は何を挟もうか、想像が膨らみます。皆さんなら何を挟みますか。
世代を超えて愛されるたい焼き。一匹からでも飲み物だけでも気軽に立ち寄って欲しいと話すオーナーの石塚さん。地域に根差したお店づくりを目指しています。
あなたのほっとするひとときに、気の合う仲間との楽しい時間に、米粉たい焼きという選択肢を加えてみてはいかがでしょうか。
<お店情報>
甲賀米粉たい焼き 東所沢店
埼玉県所沢市東所沢市2−2−10
04−2902−6711
駐車場有、Wi-Fi完備
Instagram:https://instagram.com/komekotaiyaki_higatoko
※営業時間、定休日はお店のInstagramより最新情報をご確認ください。