本と音楽とコーヒーの「南口パーラー」〜居心地のよいサードプレイスに


穴場のカフェを小手指に見つけました。
音楽を聴きながら本を読むにも、気の合う仲間と楽しく過ごすにも、ぴったりなカフェです。コーヒー好きの私が、8月にオープンしたばかりの未知なるカフェをリポートします。

 

どこにある?

小手指駅の南口を降りて、ロータリーの右手の埼玉りそな銀行とセブンイレブンと間を進むこと2分。小手指陸橋の手前にたたずむ茶色のレンガ造りのビルがあります。


▲以前音楽学校だった面影が残るビル

 
ビルを入って左手にあるエレベータで2階にあがるとそのカフェはあります。
店名『南口パーラー』
仮の名前が、そのまま馴染んで正式に採用されたとか。パーラーと聞くとどこか懐かしい響きがありますね。フランス語で「談話室」という意味もあるようです。


▲カフェ入口とカウンター

 

こだわりのコーヒーと焼き菓子

先にカウンターで注文します。
コーヒーをオーダーすると浅煎りか深煎りかを聞かれます。
焙煎時間の短い浅煎りは、生豆に由来する酸味系の味わいで、焙煎時間の長い深煎りは香ばしいロースト香と苦味系の味わいがあります。お好みでどうぞ。
 
コーヒー豆は、小手指陸橋を越えたところにある、lit coffee serviceのスペシャルティコーヒー。(スペシャルティコーヒーは、一言であらわすと「最高級の品質」の豆ということ。どのような環境で育てられたかの情報がある(トレーサビリティ)、将来世代に負の影響を与えない(サステナビリティ)も重視されています。)


▲深煎りコーヒー 500円

 
近くのお店のものを仕入れることで、応援し合えるつながりや、そこから生まれる地域の輪も大切にしています。
紅茶、煎茶は、有機栽培のお茶園の茶葉を選んでいます。そのほかオーガニックファーム所沢農人のにんじんミックスジュースや長野のノウフクりんごを使ったジュースは、素材そのものの甘さを感じられます。


▲お店で飲むほか、ここで購入することも可能です

 
焼き菓子は素材や製法にこだわる自家製酵母パン・焼き菓子のお店Lycka(リュッカ)の酵母マフィンやタルト。誰もが安心して食べられるパンやお菓子で人気のお店です。


▲酵母マフィンとガレットブルトンヌ 各350円

 
加工食品やジャンクフードによって体を壊した自身の経験からも、ここで提供するものは体に優しいものを選びたいという店長の森さん。「人は食べたもので作られる。だから食べることはまさに生きることなんですよね」と話してくれました。
現在フードは焼き菓子のみですが、今後軽食などのラインナップも増えていく予定とのことですので、楽しみに待ちたいなと思います。

 

魅力あふれる店内

お店の中はゆったりとしたテーブルの配置。どこに座ろうか少し迷います。音楽を聴いてのんびりするならソファ席、パソコンを持ち込んで仕事するならテーブル席といったところでしょうか。Wi-Fi完備で電源も使え、新聞5紙も読めるのがうれしいですね。


▲広いテーブル席や陸橋を眺められるソファ席

 
まわりを見回すとシックな調度品が目にとまります。中でもこちらは世界三大銘木の一つといわれる「マホガニー材」のブックケース。イギリスの1800年代後半のアンティークとのこと。知る人ぞ知る、奥深いアンティークの世界ですね。


▲重厚感があり歴史を感じさせるブックケース(本棚)

 
今度はこちらのテーブル。
天板を外すとなんとゲームボードが顔をのぞかせます。そんな遊び心たっぷりなのも、このカフェの魅力ではないでしょうか。


▲隠し扉の感覚で、ワクワクが止まりません

 
こちらは半個室のソファ席。カフェではめずらしいプライベート空間。横に並んでゆっくり話すシーンにはこちらをどうぞ。


▲窓に囲まれた明るい半個室

 

音楽Jazz&本Book

耳を澄ますとスピーカーから聞こえてくるのはジャズ。オーナーが音楽好きなことから、演奏ができるステージもあり、ゆくゆくは地域の人々によるミニコンサートもできたりして・・・。


▲太陽の光が差し込む大きい丸窓

 
本棚には小説、ビジネス書、写真集、エッセイなど多様なジャンルの本と雑貨が並んでいます。あえてバラバラに置いているのは、ふと手にした本との偶然の出会いを楽しんでほしいという思いから。本棚にある『大人の塗り絵』は、気に入ったページをコピーしてくれるので、コーヒーを飲みながら塗り絵に没頭することも?できます。子ども向けの本もあるのでお子さまと一緒でも楽しめそうです。


▲本以外にも気になる雑貨やおもちゃが並びます

 

カフェを始めたきっかけ

「南口パーラー」のオーナーは、有限会社カイゴーの社長小林健太さん。カイゴーは居宅介護支援、訪問介護を運営する会社です。その小林さんが老若男女が集える地域に根差した居場所づくりをしたいと考え、それならカフェを作ろうと、元音楽学校だったこの建物に出会い決めたそうです。

誰もが安心して足を運べ、一人時間も仲間との時間も好きに過ごせる場所。ゆくゆくはイベントやワークショップなどこのカフェを起点に地域のつながり、地域の輪を育てていきたいという思いを教えていただきました。


▲オーナーの小林健太さん

 
オープンからまだ2カ月。これからもまだ日々好きなもので色付けされていく「南口パーラー」。行くたびに何か増えている?変わっている?そんなことも楽しみの一つになりそうです。
小手指にできた穴場的な空間。音楽と本とコーヒーで心の癒しに、気分のリセットに、交流の場としてのサードプレイスに、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

店舗情報

店名:南口パーラー

住所:所沢市小手指町3-11-1 小手指南口ビルヂング2F

営業時間:10:00~17:00

店休日:日・月曜日 他臨時休業あり

お問い合わせ(メールアドレス):information@sgparlour.com

インスタグラム:https://www.instagram.com/minamiguchiparlour/

 


この記事を書いた人

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かすみ Kasumi

往復3時間の通勤スタイルからほぼリモートワークにシフトし、生活圏所沢の魅力を再発掘中。 仕事も子育ても地域とのかかわりも楽しみながら、ワクワクする情報を発信します。 パン、あんこ、コーヒーが好き。SDGsの推進やサステナブルな暮らしにも関心が高い。

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