初の快挙!世界の食の街、パリのコンクールで絶賛!所沢産のお茶がグランプリ受賞!


初の快挙!世界の食の街、 パリのコンクールで大絶賛!所沢産のお茶がグランプリ受賞!

所沢産のお茶が、フランス人の美食家たちにも高く評価されました!
世界の食の街 パリで毎年開催されている日本茶コンクール「ジャパニーズティーセレクションパリ」で、所沢産のお茶が、初めて最優秀賞(グランプリ)を受賞しました。そのグランプリ受賞茶を紹介します。

▲グランプリ受賞の盾と賞状

 

2022年2月22日 成田知栄子

パリの一流シェフやバイヤーたちが審査員
美食家たちの舌をうならせた「大和園油屋製茶所」

今年(2022年)日本時間の1月26日、「2021年度ジャパニーズティーセレクションパリ」の玉緑茶部門で「大和園油屋製茶所」の関 隆治さんが出品した『所沢ぐり茶 蕾(つぼみ)』がグランプリに輝きました。所沢産のお茶が同コンクールでグランプリを受賞したのは、初めてのことです。

 

▲受賞の発表の様子は 公式HP YouTube で公開されています

 

「ジャパニーズティーセレクションパリ」はフランス・パリで開催されている日本茶コンクール。フランスでは急速に健康志向が高まり、日本茶をメニューに取り入れるフレンチレストランやビストロが急増しています。そんな中、2017年からはじまったのが、「ジャパニーズティーセレクションパリ」。2021年度は、煎茶、玉露、抹茶など6部門に計238点が出品されました。審査員は、パリの一流シェフやバイヤー、フランス人のお茶の専門家や一般消費者などの幅広い美食家たちです。

※玉緑茶(たまりょくちゃ)とは、煎茶等の葉が細長い針状の形をしているのに対し、まが玉のような形状をしているのが特徴

※『所沢ぐり茶 蕾(つぼみ)』を開発した大和園油屋製茶所は、お茶の生産・製造・販売を一貫して行っている創業100年を超える老舗茶園農家です


自然の賜物「柑橘系の果実のような魅力的な香り」
華やかな香りの余韻『所沢ぐり茶 蕾』

 

▲グランプリを受賞した大和園油屋製茶所『所沢ぐり茶  蕾』。丸みを帯びた茶葉と豊かな香りが特徴です

 

『所沢ぐり茶 蕾(つぼみ)』の開発について、関さんに伺いました。

「当園の『所沢ぐり茶 蕾』が玉緑茶部門のグランプリという最高評価をいただいたことは、とても光栄なことで感激しています。長年、萎凋したお茶の生産に取り組んでまいりましが、玉緑茶では初の試みで、加工の過程で萎凋の豊かな香りを逃がさないよう工夫し、丁寧に製造いたしました。

その結果、煎茶のような針のように伸びたお茶ではなく、玉緑茶というぐりっと丸まった形状のお茶に仕上がりました。名前も、蕾のようにくるんと丸みを帯びた茶葉と果実を思わせる華やかな香りから名づけました。今回いただいたグランプリを励みに、狭山茶・日本茶の可能性を広げるべく一層精進してまいります。」と話しています。

 

▲グランプリを受賞の『所沢ぐり茶 蕾』。力強く濃厚なコクと微発酵茶のあまく華やかな香りが鼻を抜けて、余韻が長く続きます

 

「加工の過程で萎凋の豊かな香りを逃がさないよう工夫されて丁寧につくられた『所沢ぐり茶 蕾』」は、審査員からも「柑橘系の果実のような魅力的な香り」と高い評価をうけました。

その香りは、摘み取り後の茶葉を天日にさらして微発酵させる過程で、茶葉が自ら生み出しているものだそうで、まさに自然の賜物。

ぐり茶特有の力強く濃厚なコクと微発酵茶の甘く華やかな香りが、鼻を抜けて、余韻が長く続き、渋味・苦味は控えめに仕上がっています。

フランスの美食家たちも絶賛した「所沢ぐり茶 蕾」は、数量限定で、大和園油屋製茶所(埼玉県所沢市北秋津361)での販売と通販でも購入することができます。

※受賞したお茶は完売となりましたが、今年の新茶でも同じ製法で生産するとのことです(2022年3月追記)

※現在は、受賞茶の粉茶を使用したティーバッグが販売されていますが、こちらも数量限定となっています

通販サイト

2022年2月22日 成田知栄子

過去関連記事:https://tokorozawanavi.com/tokomall_yamatoen20210205/

大和園製茶所過去とこモール動画:https://youtu.be/aZC4ak3JS7M
※2020年には大和園油屋製茶所が生産・製造した「密香和紅茶」が同じく「ジャパニーズティセレクションパリ」で金賞を受賞しました


【大和園油屋製茶所】

埼玉県所沢市北秋津361
☎:04-2992-2753
FAX:04-2992-2754
営業時間:9:00~18:00


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