「ところざわの水」ブランド化なるか!?


求むあなたの意見!「ところざわの水」

〝ご当地水道水〟、いくらなら買いますか?

全国各地で「ご当地水道水」が販売されています。所沢市上下水道局経営課では、所沢商工会議所の協力を得て、現在、所沢のご当地水道水「ところざわの水」のマーケティング調査を行っています。リサーチの内容は、いくらなら「とことざわの水」をブランディングできるか?というものです。

取材:2018年10月17日 成田知栄子

「ところざわの水」は昨年(2017年)、「水道通水80周年」を迎えた記念として、所沢の地下水100%をボトリングして、所沢の様々なイベントなどを通じて配布してきました。

普段、蛇口をひねると出てくる〝所沢の水道水〟は、「利根川」と「荒川」から来た水と、「所沢の地下水」を混ぜ合わせたブレンド水とのことですが、このペットボトルに詰めている水は、所沢の地下水100%。

これまでのイベントなどで手にした多くの人から、「とても美味しい」「どこで販売しているのですか?」などの意見や問い合わせがあったことから、同局がマーケティング調査に乗り出したものです。

 

赤字事業で廃止した例も

全国各地の「ご当地水道水」は、いくらで販売されているのでしょうか?

よくメディアにも出てくるのが、東京都のペットボトル「東京水」。1本(500ml)を103円で販売し、なんと、現在は、通販も行っています。

一方、人気があったにもかかわらず、2012年に製造中止になってしまったのが大阪市の水道水「ほんまや」。ペットボトル1本(500ml)100円で販売し、2011年には、国際的な食品品評会「モンドセレクション」の飲料水部門で「金賞」を受賞するほど、飲料水としてのブランド価値が上がっていましたが、赤字事業撤廃という大阪市行政の方針により製造中止になりました。

公益法人日本水道協会の情報によると、「PRの場合は、無料で配布することが多いようですが、有料の場合には、500mlのペットボトルで100円~120円位の価格で販売されています。利益が目的ではないので、価格の内容は製造にかかるコストがほとんどです」としています。ということは、一般的には、商品比較をして、この「ところざわの水」に付加価値がなければ、120円を超える値段では「高い」というイメージになりそうです。

そこで、原価割れしない値段を所沢市上下水道局経営課にきいてみると、「例えば1万本製造すると1本当たりの製造コストが120円かかります」とのこと。つまり希望小売価格が120円以下では、年間1万本の製造では、赤字事業になるというわけです。

「ところざわの水」のパッケージから読み取れる〝ブランド水となりうる要素〟を考えてみると・・・

*地元の地下300mからの地下水100%の水であること
*硬度は52mg/L PH7.0

地元で採れた水、しかも地下水ということでは、所沢の人にとっては、地産地消で新鮮なイメージがあります。
硬度については、「52」なので軟水に分類されますが、硬度が高めの軟水です。硬度が低い水は、あっさりとした味で、硬度が高い水は、コクがある味といわれていますので、硬度は飲む人の好みということになり、必ずしも硬度がPRポイントといえるほど、強い要素ではありません。

ちなみに、人気商品の硬度を調べてみると・・・

・フランスの水で有名な「Volvic (ボルヴィック)」が 硬度60mg/L
・日本で人気の「い・ろ・は・す」が、硬度31~40.3mg/L
・「アサヒ おいしい水 天然水 富士山」の硬度は30mg/L
・「森の水だより 富山の天然水」は硬度は25.5mg/L

※いずれも各メーカー公式ホームページの公開データによる

つまり、「ところざわの水」は、ミネラル水としての硬度は人気商品の「い・ろ・は・す」と「Volvic」の間くらいとなり、万人好みの良質なテイストに分類されるのかもしれません。

 

マーケティング調査に参加するには?

「味見してみないとわからないよ」という声も聞こえてきそうですが、一般の人がこのリサーチに参加できる場所は、野老澤町造商店(まちぞう)


アンケートに答えることを条件で、「ところざわの水」が1本もらえます。
アンケートの内容は下記。※クリックするとPDFで見れます

所沢市上下水道局経営課によると、この「ところざわの水」のリサーチは2018年12月末まで実施予定とのことですが、在庫がなくなり次第終了しますので、早めに「まちぞう」へお出かけください。みなさんが所沢のブランドを考え、意見が反映できるチャンスです。まちぞうの場所は下記の地図を参照。

また、10月27日(土)、28(日)に所沢航空記念公園で開催される「第39回所沢市民フェスティバル」でも「所沢市の水道水が、安心安全でおいしい」ことをPRするため、無料で先着2000本が配布されるとのことです。

詳細は所沢市上下水道局経営課 電話04-2921-1087までお問い合わせを。

【「ところざわの水」マーケティング調査に参加できる場所】

【まちぞう】〒359-1121 埼玉県所沢市元町21−18
電話: 04-2928-1453 (木曜定休)

取材:2018年10月17日 成田知栄子



記事の執筆者プロフィール

成田 知栄子 Chieko Narita
成田 知栄子 Chieko Narita
メディアの仕事を続けて26年。フリーライターになって11年💗「毎日、新しいことを発見し感動する」ことを目標に、情報は「人と人とを繋げ、生活をより豊かにする」を信念に、2015年からは所沢エリア活性のために活動に専念! エリアに密着すると、意外や意外、これまで以上の新しい発見と感動に出会います。地域のお役に立てるような‟所沢の情報と魅力”を発信していきます!よろしくお願いします。

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