この記事を書いた人

アバター画像

nagaishi

所沢市に引っ越してからすぐに『所沢市の自然』(所沢市発行)の企画に参加させてもらったのが最初の所沢との関わりです。市内をくまなく回って撮影したり原稿を書いたりするうちに所沢の自然の魅力にはまりました。自然が好きで、狭山丘陵自然史研究会では雑木林や湿地、川の生物の調査研究のほか、大学(東京農工大学・立教大学)では自然環境の保全や自然保護文化論を担当しています。趣味の自然への旅が高じて毎日新聞旅行ではネイチャーガイドをしています。

東川編(4月中旬)-東川のほとりで咲く春の花

所沢市内を東西に流れる東川(あずまがわ)には、西新井町から東所沢地区まで約5kmに渡って約700本のソメイヨシノが植えられています。春の季節に東川を覆うソメイヨ...

狭山丘陵の早春編(3月上~中旬)-春いちばんに咲く植物、里山の早春~

所沢市の南西部に位置する狭山丘陵には、雑木林や草地、茶畑などの景観をもつ里山があります。そこでは毎年、春一番に咲くさまざまな花々が見られます。今回は、所沢市の三...

航空記念公園の樹林にやってくる野鳥(番外冬編)

航空記念公園に生える樹木には過去に植栽された歴史の変遷が垣間見られます。江戸時代に開発された新田を起点に、明治44年に始まった帝国陸軍所沢飛行場整備、昭和21年...

狭山丘陵の初冬編(12月下旬) -里山にやってくる冬鳥

所沢市内の南側地域には狭山丘陵を中心に雑木林や谷戸、畑などの景観をもつ里山があります。住宅のある集落でも雑木林や生垣などの緑地環境に恵まれたところには、冬鳥が渡...

狭山丘陵の秋まっさかり編 -秋の雑木林に映える果実

11月になると、狭山丘陵の雑木林では木や草の実が色づき始めます。所沢市三ケ島にある「いきものふれあいの里スポット3」では、雑木林の中に長い遊歩道があり、林縁に沿...

狭山丘陵の生きものたち(初秋編) -湿地に咲く花々と小さな生きものたち

10月になり、すっかり秋めいて朝夕が涼しくなってきました。狭山丘陵では、秋に咲くさまざまな花や小さな動物たちを観察することができます。今回は、所沢市糀谷と入間市...

狭山丘陵の半自然草原(晩夏編) -畑の遊歩道に咲く花々

狭山丘陵の西側には、さいたま緑の森博物館と呼ばれる里山の野外博物館があります。畑の間を通る農道は遊歩道としても整備されていて、農道の脇は定期的な草刈によって維持...

狭山丘陵の生きものたち(夏編) -比良の丘周辺の花々と虫たち

所沢の夏。まだまだ暑い日が続きそうですね。 所沢市内で最も標高の高いところは155mある堀之内の比良の丘ですが、8月下旬、わずかな涼しさを求めて、さいたま緑の森...

エゴノキとつながる動物たち

-蜂・象虫・落とし文・山雀- 梅雨の季節に咲くエゴノキの花。下向きの白い花なので、緑の葉の繁る雑木林の中では目立たないのですが、エゴノキは、花から葉、果実まで、...

”甘党”の鳥「メジロ」、春には梅の花の蜜を吸っています

梅の花にメジロが吸蜜に来ています 狭山丘陵自然史研究会で雑木林や湿地、川の生物の調査研究のほか、大学で自然環境の保全や自然保護文化論を手掛ける永石文明です。 自...

糀谷八幡神社では、秋の花が見ごろです

稲刈りを終えた稲のはざかけ(稲架)風景。   自然が好きで、狭山丘陵自然史研究会では雑木林や湿地、川の生物の調査研究などに携る、所沢なびボランティアラ...

緑の森博物館・糀谷から大日山へ、春の花

狭山丘陵自然史研究会の代表で、毎日新聞旅行(まいたび)のネイチャーガイドがオススメする、緑の森の博物館で見られる花を紹介します。 春の妖精、カタクリとニリンソウ...

所沢の桃源郷へ。ハナモモとエドヒガン。

金仙寺の枝垂れ桜 2019年3月29日、狭山丘陵の自然ガイドで堀之内を訪ねました。 そこで出会ったハナモモとエドヒガンの二つの樹種をご紹介します。 堀之内は、所...