「所沢和ケ原商店街トコロード」は、西武池袋線「狭山ヶ丘駅」西口から400ｍほどのところにある商店街です。「トコロード」という愛称で親しまれ、スーパーマーケット、菓子店、お茶屋、飲食店、生花店、電気屋など日常生活に密着した個人商店が約60店舗立ち並んでいます。地域の高齢化が進み、近隣には大型店もでき、トコロード商店街の客層の多くは高齢者となりました。来客数は減ったものの、トコロード商店街は、車を持たない世帯や高齢者にとっては頼れる商店街。創意工夫された商店街活動を行っていることから埼玉県から「黒おび商店街」に認定されています。

狭山ヶ丘中央商店会は、西武池袋線「挟山ヶ丘駅」から南西に約 900m、「所沢入間バイパス」を隔てた通りにあります。狭山ヶ丘中央商店会の創立は昭和49年（1974年）。かつては40～50の店が立ち並ぶ商店街でしたが、現在の会員数は15ほどに減少し、飲食店がメインの商店会となっています。

新所沢東口駅前商店会は、新所沢駅東口のロータリーから「メインロード」「パイン通り」「パティオ通り」の３つのエリアからなる商店会で、約80のお店があります。飲食店、青果、スイーツ、パン、本、メガネ、写真、薬局、クリニック、不動産、クリーニング、生活雑貨など多岐にわたる専門店がそろっています。国立リハビリテーションセンターの最寄り駅ということもあり、障害を持つ買い物客へのサポートや対応に慣れているお店が多く、誰もが安心して立ち寄れる商店街です。

所沢ファルマン通り商店街は、所沢駅西口から「所沢プロぺ商店街」と「所沢銀座通り商店街」を結ぶ通りに位置しています。所沢駅西口のプロぺ通りを抜けると、複合商業施設「トコトコスクエア(TOCOTOCO SQUARE)」が見えてきますが、ちょうどその場所から北に向かって「ファルマン通り交差点」まで続く約250mの通りです。商店街には、青果店や荒物屋、お茶屋、花屋、飲食店、和・洋菓子店、和装品店（レンタルも）、医院など多彩な業種のお店があり、古くから続く商店もあります。

小手指まちづくり事業協同組合は、西武池袋線「小手指駅」北口のロータリーから続く「ハナミズキ通り」周辺の商店・事業所約100会員が加盟する組織です。ハナミズキ通り沿いや周辺にある商店は「ハナミズキ商店街」とも呼ばれ、地域住民が多く行き交う街です。 同組合では、歩行者に優しい安心安全のまちづくりをめざし、地域の商店と大型店が協力し合いながらまちづくりが行われ、電柱の地中化が行われました。歩道が広く、ハナミズキ通り500㍍の間に24台の防犯カメラも設置されています。

「とこぎん」の愛称で親しまれている所沢銀座商店街。プロペ通りを通り抜け北側方向へ向かうとある「ファルマン交差点」から「元町交差点」付近一帯が、銀座通り（とこぎん）になります。埼玉県の元気な商店街、「黒おび商店街」に認定されています。江戸時代から商業の町として栄えた「銀座通り」一帯には、お店も多く、所々に蔵も残っています。毎年夏には、商店街主催の夏まつりも開催されています。

所沢プロぺ商店街は、所沢駅西口前に延びる約300㍍の通り。住宅地から駅に抜ける通りとして、所沢市内で一番人通りが多い商店街です。飲食店を中心に200余の商店があります。景観美化のため電柱の地中化などの環境整備に県内でもいち早く取り組んだことでも知られる商店街です。 商店街の名称は、昭和55年（1980年）に「所沢駅前名店通り商店街」から現在の「所沢プロペ商店街」に変更されました。これは、一般公募により命名されたもので、「プロペ」は、〝航空発祥の地〟所沢にちなんだ飛行機のプロペラと、「推進する」「躍進する」を意味するプロペル（propel）に由来しているそうです。また、街路灯は飛行機雲をイメージしてデザインされました。 昭和61年（1986年）に、商店街のマスコットキャラクターに「アンリちゃん」が決定。子ども達からも人気があり、プロぺ商店街のイベント時には欠かせない存在になっています。

東所沢商店組合は、2018年に設立され、所沢で一番新しい商店組合です。組合設立のきっかけとなったのは、2017年に東所沢に「ところざわサクラタウン」がオープンすることが決定したこと。「ところざわサクラタウン」が誕生したことで、地元の人が往来する街から観光客も集まる街へと発展していきます。このことから、東所沢で商売を営む商店や事業者も地域と連携して、東所沢地域一帯の美化や安心・安全なまちづくりを行うために、東所沢と東所沢和田に点在する商店が結束して「東所沢商店組合」が設立されました。設立初年度の組合員数は25名でしたが、賛同する商店や事業者が増え、2021年度は、コロナ禍の中でも40名を超え、勢いのある商店組合です。

緑町四丁目商店会は、まちの発展と賑わいを促進し、災害や防犯に強いまちづくりのため、新所沢エリアにある「緑町一丁目商店会」「新所沢名店会」「緑町三丁目商店会」と連携し「新所沢商店会連合会」を結成。商店と住民、住民同士をつなげる交流イベントを開催しています。